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2005年10月23日 (日)

大田区の坂-2

2005年10月23日(日)

Dsc02289 西馬込駅(都営地下鉄三田線)・・・大尽坂・・・六郎坂・・・林昌寺・・・子安八幡神社・・・八幡坂(右の写真)・・・相生坂①・・・弁天池公園・・・貴船坂・・・汐見坂・黒鶴稲荷神社・・・蓬莱坂・・・太田神社・・・めぐみ坂・・・堤方神社・・・呑川・・・妙見坂・・・朗師坂・・・此経難持坂(しきょうなんじざか)・・・おんな坂・・・紅葉坂・・・弁天池公園・・・五重塔・・・大坊坂・・・車坂・・・本町稲荷神社・・・池上駅(池上線)

 坂道散歩にはもってこいの好天です。馬込は坂の町、気持ちのいい坂が沢山あります。東海道新幹線を挟んで平行する相生坂からは富士山が見えます。若い母親に連れられた幼な子が跨線橋で新幹線と富士山を見ながら遊んでいました。のどかなひとこまです。近くに富士見公園もあり、富士見坂と呼びたいと思いました。貴船坂、汐見坂、蓬莱坂は池上本門寺裏手の坂です。

 昔は大森海岸の景色が見えたという汐見坂。蓬莱坂の由来となった黒鶴が捕らえられた黒鶴稲荷神社は汐見坂の途中から入る石段の上にあります。この辺はどこも歩きがいのある坂でいっぱいという感じです。

 妙見坂から大坊坂は池上本門寺内の坂で、女坂は此経難持坂(男坂)の脇に平成14年に造られた新しい坂です。大坊坂の途中に宝塔があります。小学生の時、この寺に写生に来ました。私は宝塔を描きましたが思うように描けなかったことを思い出しました。本門寺の西側に沿う、両側を樹木が覆い、きれいにカーブする車坂を下って池上駅に向いました。

 写真をクリックすると拡大します。

DSC02269 大尽坂(坂下方向) 仲池上2-2と2-5の間を東方向に上る。《地図》 

昔、大尽(財産家)が住んでいた。それが誰かは諸説あり不明。

Dsc02270 坂下方向

Dsc02271 坂上方向

DSC02272 六郎坂(坂上方向)  仲池上1-10と1-13の間を北方向に上る。《地図

江戸時代後期、池上村のために尽くした海老沢六郎左衛門の屋敷があった。この坂は古い道で、坂下の用水にかかる橋は六郎橋。

Dsc02277坂下方向

Dsc02280 林昌寺

室町時代の文亀3年(1503)の開創の日蓮宗の寺で、明治時代の神仏分離まで子安八幡神社の別当寺だった。かつては猿坂あたりにも墓地があり広大な寺域だったという。

Dsc02288 八幡坂(坂下方向) 仲池上1-14と1-15の間を北東に上る。《地図

子安八幡神社の脇の坂。

Dsc02286 坂上方向

坂下には子安橋がある。

Dsc02281 子安八幡神社

DSC02299 相生坂(南側) 仲池上1-2と上池台5-29の間に東海道新幹線を挟んで平行して東に上る2つの坂。《地図

(新幹線の北側と南側の坂)

Dsc02302 正面上方に富士山が見える。

DSC02303 相生坂(北側)

Dsc02317 貴船(きぶね)坂(坂下方向) 中央5-8と池上1-7の間を北西に上る。《地図

本門寺公園の中にあった本門寺の子院の一つの東之院の貴船明神にちなむという。明治の神仏分離により貴船明神は同寺院と分離され、明治45年に太田神社に合祀された。

Dsc02315 坂下方向

Dsc02319 坂上方向

DSC02324 汐見坂(坂下方向) 中央5-14と5-15の間を西に上る。《地図》 

かつては大森の海や舟の白帆、海苔ひび(海苔を付着させるため、海中に立てておく木や竹の枝をたばねたもの)がよく見えた。

Dsc02328 説明板

Dsc02322 汐見坂と反対側に下る坂

DSC02336 蓬莱坂(坂上方向) 中央5-20と5-23の間を北西に上る。《地図

将軍家光の頃、稲荷神社の境内で吉兆の黒鶴が捕まったのでそれを祝って名づけた。蓬莱とはその吉兆を象徴した名。稲荷神社は黒鶴神社(中央5-4)で汐見坂の途中を北に入った所にある。

Dsc09394_1 黒鶴稲荷神社

Dsc09395 太田神社(中央6-3)

貴船坂の由来となった貴船明神が合祀されている。

DSC02348 めぐみ坂(坂上方向) 池上1-19と1-20の間を堤方神社まで曲がりながら西北に上る。《地図》 

坂途中にめぐみ教会がある。以前は徳富蘆花の小説「富士」にも出てくる料亭「あけぼ乃楼」があり、あけぼの坂と呼ばれていた。あけぼ乃楼は明治大正期に大そう繁盛し、日露戦争の戦勝祝賀会も催されたというが、昭和4年に廃業。古くは相の坂とも呼ばれていたそうだ。

Dsc02353 坂下方向

Dsc02356 めぐみ教会

わが国最大のプロテスタント教派の教会で、都内で一番広い2000坪の敷地を有するという。

Dsc09396 堤方神社

めぐみ坂の坂上

Dsc02358呑川(池上本門寺近くの流れ)

以前は台風や大雨の時などは氾濫して、周辺の住宅が床上、床下浸水になった。

DSC02360 妙見坂(坂上方向) 池上本門寺、妙見堂前の石段。《地図

妙見堂は照栄院の鎮守堂で、加藤清正の娘の瑤林(ようりん)院の納めた室町時代の妙見菩薩像を祀っている。

Dsc02362坂下方向

DSC02364 朗師坂 池上本門寺、朗師会館東側を北に上る石段。《地図

朗師とは日蓮の門下六老僧(日昭、日朗、日興、日向、日頂、日持)の一人、日朗(1243~1320)のこと。祖師入滅後、寺窪(照栄院付近)に草庵をつくり、以後30年以上毎日この坂を上り、日蓮の廟所へ参拝したという。

池上本門寺境内案内

DSC02369 此経難持(しきょうなんじ)坂 池上本門寺、表参道の96段の石段。(男坂)《地図

「法華経」宝塔品の偈文(げぶん)の文頭の文字をとって坂名にした。石段は加藤清正が寄進したものと伝える。

右下に「おんな坂」の案内板が立っている。

Dsc02368 坂下方向

正面奥は総門

Dsc02374 池上本門寺仁王門(三門)

DSC02372 おんな坂(坂上方向) 比経難持坂(男坂)の途中から右方向に上る階段。2002年に新設。《地図》(道の標示はない)

Dsc02371 おんな坂の上り口

案内板が立っている。

DSC02376 紅葉坂(坂下方向) 池上本門寺、祖師堂裏を西に上る。《地図

紅葉の木が多かったらしい。坂下北の松濤園は池上本門寺の奥庭で、幕末に勝海舟と西郷隆盛が江戸城明け渡しの会見をした所とされているが事実は定かでない。

Dsc02380 五重塔

関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔。

Dsc02383 宝塔

日蓮入滅の折に荼毘に付した所。

DSC02384 大坊坂(坂上方向) 池上本門寺、大坊本行寺前から東に上る石段。《地図

Dsc02382 坂下方向

Dsc02385 大坊(本行寺)

もとは、この地の領主で日蓮の崇拝者の池上宗仲の屋敷だった。

Dsc02386 車坂(坂下方向) 池上本門寺の西側に沿い、曲がりながら北に上る。 《地図》 

江戸時代からあった古い坂道で、荷車を通す坂の意。本門寺境内の経蔵脇へ上る。

Dsc02390 坂上方向

DSC02393 車坂(坂下近くから)  

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