大田区の坂-5
2005年10月30日(日)
鵜の木駅(東急多摩川線)・・・河原坂・・・富士見坂・・・増明院・・・光明寺・・・ぬめり坂(右の写真)・藤森神社・・・宮坂・・・久が原東部八幡神社・・・呑川・・・第2京浜国道・・・貴船坂上・・・おいはぎ坂・・・大田区立郷土博物館・・・相生坂・富士見公園・・・道々橋・・・御嶽神社・・・御嶽山駅(東急池上線)
環8通り沿いの光明寺(昔の池の写真が載っている)には以前は池があり、大きなザリガニがうようよいた記憶があります。ぬめり坂は鎌倉街道筋(平間道)で、多摩川の平間の渡し(現在のガス橋付近)に結ばれていたそうです。この坂には人柱の哀しい言い伝えがあります。宮坂は久が原東部八幡神社脇の小さな坂です。むしろ坂上から東方向へ曲がりながら下る坂のほうが坂らしい感じがしました。この坂は下って呑川を越え、第2京浜を渡り本門寺裏手へ続いています。
区立郷土博物館へ常設展示室の「大昔の大田区」を見に寄りました。版画か何かの特別展で展示室が使われていて見学できませんでした。無料とはいえ「常設展」の看板に偽りありと思いました。新幹線沿いに御嶽山駅まで歩き、御嶽神社に寄りました。酉の市の準備中でした。
*おいはぎ坂は、「大田区の坂-1」(2005年10月20日)・相生坂は、「大田区の坂-2」(2005年10月23日)に記載。
写真をクリックすると拡大します。
河原坂(坂下方向) 鵜の木1-10と1-12の間を北に上り、鵜の木公園脇を北東に上る。《地図》
鵜の木2、3丁目付近は昔は多摩川の河川敷で河原と呼ばれていた。この河原に出る坂道の意。今は切通しの坂だが、昔は狭く急で河原の畑を往来する荷車などは大そう難渋したという。
富士見坂(坂下方向) 鵜の木1-15と1-17の間を東に上る。《地図》
昔は坂上から多摩川越しに富士山がよく見えたのだろう。
『東京(23区)の富士見坂』
ぬめり坂(坂上方向) 南久が原1-25と2-30の間を北に上る平間道。《地図》
この坂はなだらかではあるが、ぬめって上れなかった。付近の富豪の美しい娘が人々の難渋を気の毒に思い、自ら坂に生埋めとなった。以来、通行が容易になり、付近は大いに繁栄したという伝説の坂。昔は多摩川は東急多摩川線のあたりを流れていたらしく、このあたりは低地で、水が出ればすぐ水浸しになり、道はぬめってしまったのだろう。
下って上る、くねった感じの坂。
宮坂(坂上方向) 久が原2-18と2-19の間を北に上る。《地図》
坂上に久が原東部八幡神社がある。
文久2年(1862)の建立。
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