新宿区の坂-6
2005年12月10日(土)
早稲田駅(地下鉄東西線)・・・八幡坂・・・グランド坂・・・高田八幡男坂・女坂・・・夏目坂・・・下戸塚坂・・・椎木坂・・・梯子坂・・・蜀江坂・・・成子天神・成子坂・成子子育地蔵・・・中野坂・・・中野坂上駅(地下鉄丸の内線)
穴八幡宮(高田八幡)の脇を通る八幡坂の坂上からグランド坂を下り、戻って穴八幡の境内に入りました。前回来た時は祭礼日らしく、境内と周辺はすごい人でしたが今日は静かで、ゆっくりと境内を歩けました。下戸塚坂は細い直線的な坂で、坂上近くで傾斜がきつくなります。椎木坂は下って上る向き合う坂です。久左衛門坂の裏手の住宅街に石段の梯子坂があります。急坂で梯子を上るようだったそうです。
大久保通りを進み、新大久保駅、大久保駅近くの人ごみを抜け、山手線と中央線の線路を越え南に入ると蜀江坂があります。平将門と将軍家光の故事が坂標に記載されていました。
成子天神から青梅街道の成子坂に出ました。坂の途中に子どもを抱いた成子子育地蔵がひっそりと祀られていました。成子坂下から続く中野坂は車の渋滞で路面が見えないほどで、写真を撮るの苦労しました。
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八幡坂 穴八幡宮(高田八幡)の北側を西北に上る早稲田通り。《地図》
グランド坂 西早稲田1-6と1-20の間を西南に上る。《地図》
早稲田総合学術情報センターの所に戸塚グランドがあった。【坂標】
高田八幡男坂 《地図》
正面の石段。高田八幡は穴八幡の元の名。
夏目坂 早稲田通りから喜久井町9と58の間を東南に上る。《地図》
この辺の名主だった夏目漱石の父が、自分の姓をつけて呼んでいたのが人々の間に広まった。【坂標】
下戸塚坂 戸山町1丁目と若松町38の間を南に上る。《地図》
明治になりこの辺は下戸塚町となったことによる。
椎木坂 新宿7-20から大久保通りから分かれ東に下り、上りとなって新宿中学校の前に至る坂。《地図》
尾張家戸山屋敷内に大きな椎の木があった。東西に向かい合っている坂で向坂、昔からここは砂利取場だったので砂利場坂の別名がある。
梯子坂 新宿7-9と7-11の間を東に上る石段。《地図》
急坂で梯子を登るようだったため。【坂標】
蜀江坂 北新宿1-32と2-4の間を北に上る。《地図》
かつてこの辺は蜀江山と呼ばれていた。①天慶の乱の時、平将門が蜀江錦の衣の袖を落としたからとも、②将軍徳川家光がこの地の紅葉の美しさを蜀江の錦のようだと称賛したためともいう。【坂標】
成子坂 北新宿2丁目と西新宿5丁目の間を南東に上る青梅街道。《地図》
成子天神社、成子子育地蔵尊がある。
子どもを抱いている。
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