調布市の坂-4
2006年5月23日
布田駅(京王線)・・・池ノ上神社・七曲がり坂・・・セイトの坂・・・ひきずり坂・・・阿弥陀堂の坂・・・樫の木稲荷の坂・樫の木稲荷・・・善並坂・・・お宮さんの坂・柴崎稲荷・・・十王坂・・・だんだら坂・厳島神社・・・施賦畏(せむい)の坂・・・金龍寺・十王窟・・・つつじヶ丘駅(京王線)
【ルート地図】
七曲がり坂は中央自動車道北側の「雑木林の道」にあります。現在、ここは深大寺自然広場の一部で一般道ではありません。中央自動車道の南に出て、武蔵野段丘崖の坂を東に歩きました。セイト坂はカーブして上る急坂、ひきずり坂は深大寺自然広場の間を曲がりながら上る、長くて緑の多い坂です。
阿弥陀堂の坂は自然広場へ上る坂で、一般道ではありません。樫の木稲荷の坂・善並坂・十王坂は北に上る直線的な急な坂です。だんだら坂は緩やかで長い直線の坂、施無畏の坂は住宅街の緩やかな坂です。
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池ノ上神社(深大寺南町4丁目)
西側の坂の下り口
七曲がり坂(西側の坂で東方向に下る。) 深大寺南町4-5と4-4の間から入る「雑木林の道」《地図》
深大寺絵堂(地名)の人が鎮守の池の上神社にお参りに行くときに利用した道。昔は1間半の幅があったが今は狭い。『調布の古道・坂道・水路・橋』
東側の坂の上り口
セイトの坂(坂上方向) 深大寺南町1-15と1-19の間を北方向に上る。《地図》
坂上一帯の雑木山の所有者斉藤家にちなんだ名から、なまってセイト坂に。「斉藤山の坂」とも。また、坂の途中の井上家の3代目竹次郎の名から、「たけさんの坂」といわれた。稲荷坂(三鷹通り)が整備されるまではこの道が本道だったともいう。『調布の古道・坂道・水路・橋』
ひきずり坂(坂下方向) 深大寺南町1-24と2-9の間を北に上る。《地図》
上部はかなり急で、長い坂なので荷車の時は加速を抑えるため後ろを引きずるように下った。深大寺の絵堂や野ケ谷から五宿東部に通ずる主要な道。『調布の古道・坂道・水路・橋』
『調布の民話集』の「引きずり坂」には、昔からこの辺を蛇窪といい、この坂を大蛇が赤ん坊をくわえて登っていったという話が載っています。「引きずり坂」は、深大寺元町4丁目にもあります。また、蛇窪は柴崎2丁目辺りの旧字で、「蛇久保の坂」があります。民話の「引きずり坂」はどこの坂なのでしょうか。
阿弥陀堂の坂①(坂下から) 深大寺南町2-9と2-10の間を北に上る。坂上は深大寺自然広場。坂下に庚申塔と地蔵さん。《地図》
阿弥陀堂の坂②(坂下方向) 深大寺南町2-12と2-11の間を北に上る。坂上は深大寺自然広場。《地図》
坂下西側に阿弥陀堂があったと伝える。今は庚申塔1・地蔵像3と墓石2が残る。『調布の古道・坂道・水路・橋』 庚申塔などがあるのは、一本西側の坂(阿弥陀堂の坂①)の坂下だった。
樫の木稲荷の坂(坂下方向) 深大寺南町2-14と佐須町5-28の間を北に上る。《地図》
坂の途中西側に稲荷社(「里の稲荷」)があった。
樫の木稲荷(今は、坂の途中の東側の晃華学園敷地内に小さな祠がある。)
『調布の民話集』の「樫の木稲荷」には、東京の金持ちに稲荷と周辺の畑、山林を売ったところ凶作になり、村人たちは稲荷のたたりだと思い、もとの所に戻したという話が載っています。また、『子どものための調布むかしばなし』の「いやいやをした樫ノ木稲荷」には、稲荷を明治43年ごろに村の鎮守の琥珀神社に合祀する時、稲荷を乗せた輿が神社までなかなかたどり着かなかった。合祀してからも村に悪いことが続き、稲荷が元の所へ戻りたがってていると村人が言い出し、昭和17年元の土地へ戻したという話が載っています。どちらも、稲荷を移すとたたりがあるという似たような話です。
善並坂 佐須町5-24と柴崎2-6の間を北に上る原山通り。《地図》
柴崎村に昔あった地名「善阿弥」による。別名の八兵衛坂の由来は不詳。『調布の古道・坂道・水路・橋』
お宮さんの坂 柴崎2-11と2-12の間を北に上る。《地図》 右側が柴崎稲荷
柴崎稲荷の東側に沿う坂。もとは北方に通じていた。『調布の古道・坂道・水路・橋』
十王坂 柴崎2-12と西つつじヶ丘1-14の間を北に上る。《地図》
坂上の東側に十王堂があったと伝える。現在、十王石像は金龍寺に安置。『調布の古道・坂道・水路・橋』
だんだら坂(坂下方向) 西つつじヶ丘1-44と1-15の間を南東に下る。《地図》
だらだらしているゆえの名という。『調布の古道・坂道・水路・橋』
施無畏の坂(坂下方向) 西つつじヶ丘1-39と1-42の間を南東に下る。《地図》
市立図書館神代分館の所にあった施無畏学園にちなむ。学園は浅草寺が教化事業の一つとして稲城長沼に建てたものを大正7年に移転。昭和20年3月ごろ閉鎖された。『調布の古道・坂道・水路・橋』
金龍寺(西つつじヶ丘2-14)
貞享元年(1684)の銘あり。
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