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2006年6月 2日 (金)

調布市の坂-8

2006年6月2日

つつじヶ丘駅(京王線)・・・武者小路実篤公園・記念館・・神明坂・神明社(滝坂皇太神宮)・・・熊谷坂・・・本村(ほんむら)坂・・・大坂・庚申塔・・・新左エ門の坂・弁財天・弁天池跡・・・百万遍供養塔・七曲がり坂・・・地蔵坂・地蔵堂・・・つつじヶ丘駅

 今日は、急な坂、長い坂、緑の多い坂と歩きがいがありました。神明坂は実篤公園の東側の急坂です。熊谷坂は長い坂で、本村坂、大坂は坂の両側を木々が覆い、暗い所もある昔の面影を残す坂です。

 大坂の途中で豆腐屋のらっぱの音と売り声が聞こえました。坂上で車を引いた豆腐屋さんにすれ違った時、昔のかっこうをした豆腐屋さんから「こんにちわ」と声を掛けられました。「こんにちわ」と返し、見ると20才前後?の若い女性なのでびっくりしました。この辺は起伏が多く、車を引いて売り歩くのは大変だなと思うと同時に、元気な声と明るい顔だったのでこっちも明るい気分になりました。

 新左エ門坂の坂下に弁天池の跡に小さな弁財天の祠があります。ここは薄暗く静かで周辺とは雰囲気が違い、昔に戻ったような感じがします。祠の中にはとぐろを巻いて、かま首をあげた石造の高さ30cm位の白蛇が祀られています。これは宇賀神で、宇賀神は弁天とは一体で白蛇は弁天様を表しているそうです。

 昔は難所だった七曲がり坂は、今はそれほどの曲がりも傾斜もありませんが、当時の様子を少し残しているようです。地蔵坂は直線的に曲がる、コンクリート舗装のような冷たい感じのする小さな坂です。坂上の小堂の地蔵さんの温か味のある顔に出会いほっとしました。

  写真をクリックすると拡大します。

Dsc01211 実篤公園(若葉町1丁目)

Dsc01212 実篤記念館

Dsc01222 神明坂  若葉町1-31と実篤公園の間を北に上る。《地図

寛永年間、入間村吉田兵部勧請と伝える神明社(今は滝坂皇太神宮と称す。)が坂上にある。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01221_2 坂下方向

Dsc01219 神明社(滝坂皇太神宮)

Dsc01224 熊谷坂(坂下から)  若葉町1-36と若葉小学校の間を北東に上る。《地図

近くに熊谷姓の人が住んでいた(時期不明)からという。。「鉄砲坂」ともいう。大雨の時、東の方から水が集まってきて鉄砲水のように流れ落ちたことによる。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01227 熊谷坂

坂の途中から石段になる。

Dsc01229 熊谷坂

左に曲がりさらに上る。

Dsc01234 本村坂  若葉町3-20と若葉小学校の間を北に上る。《地図

「本村」は江戸時代の名主吉田家の本家筋の姓で、古い時代の近辺の大地主だったと伝える。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01240 大坂(坂上方向)  若葉町3-22と3-25の間を北から北東に上る。《地図

旧入間村の主要道で、近世・近代を通じ南の狛江の市域から甲州街道に出る道として利用された古道の坂。明治以降は東京への野菜出荷の荷車が頻繁に通ったが、難所であったので昭和初期に拡幅・緩勾配化され、戦後舗装された。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01244 (坂下方向)

Dsc01250_1庚申塔兼道標(大坂の坂上)

文化(1804~1818)の銘がある。

Dsc01253 新左エ門の坂  入間町1-8と1-7(NTT研修センター)の間を北に上る。弁天山の西側に沿う坂。《地図

近くに新左エ門を代々襲名した地主鈴木家の屋敷があった。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01252坂下方向

Dsc01261 弁天池跡の弁財天の小祠

正面奥が弁天山

Dsc01260 祠の中の宇賀神(白蛇)

Dsc01257 弁財天説明板

Dsc01265 百万遍供養塔兼道標(七曲がりの坂の坂上)

天明元年(1781)建立。江戸北半部から和泉村泉龍寺(狛江市)の子安地蔵尊参りの人々に利用された路線にあった坂道で、それらの人たちの道しるべを兼ねて立てられた。

Dsc01263 百万遍供養塔由来説明板

Dsc01267 七曲がり坂  入間町2-30の中央学園通りから南に上り、曲がって北東に上り中央学園通りに出る坂。《地図

急坂で昭和のはじめ頃まで七つに折り曲げたような切り通しの道であった。大正時代でも山谷(入間町3丁目)あたりから滝坂小学校に通う児童達はこの道を通って通学したので、冬は赤土道に足をすべらせ、雪の日など低学年の児童は男親の背に負われて通学した。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01269坂上近く

Dsc01278 地蔵坂(坂下方向)  東つつじヶ丘3-16と3-31の間を南西に上る。《地図

坂上に石造地蔵尊を祀る小堂がある。像は造立年代不詳。水盤に天保15年(1845)とある。『調布の古道・坂道・水路・橋』

Dsc01276 坂上方向

Dsc01282 地蔵堂

Dsc01281 地蔵さん

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