保土ヶ谷区の坂-2
2006年6月7日
保土ヶ谷駅西口・・・遍照寺・東富士見坂・・・西富士見坂・・・旧東海道・助郷会所跡・問屋場跡・高札場跡・金沢横町道標・・・大仙寺・・・霞坂・・・岩崎坂・・・外川神社・保土ヶ谷宿一里塚跡・上方見附跡(東海道)・・・脇本陣(水屋跡)・・・旅籠屋本金子屋跡・・・本陣跡・・・天徳院・神戸坂・・・月見台交差点・ビール坂・・・神明社・道標(古東海道・相州道)・・・天王町駅(相鉄線)
旧東海道保土ヶ谷宿周辺の坂を歩きました。どの坂も長い急坂で、一つの坂で小さな坂の3、4坂分くらいの感じです。東西の富士見坂から富士山は見えません。西富士見坂の坂上から右(東方向)に急坂が下っています。樹木が覆い被さりトンネルのようです。坂下で東富士見坂の途中へ出ます。この坂に名はついていないのでしょうか。
西富士見坂の坂下から旧東海道を南西方向に進むと、「かなざわかまくら道」との四つ辻に金沢横町の道標が立っています。この角を左に曲がり、「かなざわかまくら道」を進むと、東海道線の線路と国道1号を越え「いわな坂」へと続きます。
東海道線に沿って進み、大仙寺の先から北へ上るのが霞坂で途中から石段になります。坂下をさらに西に行き岩崎小学校交差点を右折し、少し行くと左に分岐する細い坂があります。これが岩崎坂です。直進する坂も長い坂です。坂名がついているかは分かりません。
岩崎小学校交差点を南に行き、JRを越え、国道1号へ出て東に、保土ヶ谷方向に戻り、東海道の旧跡を見ながら旧東海道に戻り、天徳院の脇から神戸坂を上りました。途中が石段で何度も曲がり、さらに広い道になってからも上り進むと月見台交差点に出ます。ここは東富士見坂とビール坂の坂上です。ビール坂を北から北東方向に曲がって下り、神明社に寄りました。神明社前交差点の角に、「古東海道」・「相州道」と書かれた新しい道標が立っていました。「古東海道」とは鎌倉街道の「下の道」のことです。
写真をクリックすると拡大します。
遍照寺(月見台)
東富士見坂 岩間町交番前から遍照寺の北側を北西に上る。坂上は月見台交差点。《地図》
旧町名の神戸下町字東富士見坂による。『保土ヶ谷区のホームページ 保土ヶ谷の坂道』
旧町名の神戸上町字西富士見坂による。七曲坂・首ふり坂・へっぴり坂とも呼ばれているようです。『保土ヶ谷区のホームページ 保土ヶ谷の坂道』
ありふれた富士見坂より別名の方がいいと思う。
西富士見坂 月見台のセントメリー幼稚園の前を北西に上る。《地図》
坂の途中に車止めがある。「この先車の通行禁止」
真ん中の小さな白い所が坂下。《地図》
道標(帷子町2丁目の旧東海道)
大仙寺(霞台)
霞坂(坂下から) 霞台14と32の間を北に上る。《地図》
町名の霞台に由来。この坂の登り口にはかつて「正勝稲荷」というお社があったそうです。平成17年度坂道愛称募集で決定。『保土ヶ谷区のホームページ 保土ヶ谷の坂道』
岩崎坂(坂下から) 岩崎町8と10の間を北から北西に上る。《地図》
岩崎町にあることによる坂名。平成16年の愛称募集で決定。『保土ヶ谷区のホームページ 保土ヶ谷の坂道』
外川神社の前にあった。
「神戸坂」標 神戸町にあることによる名。『保土ヶ谷区のホームページ 保土ヶ谷の坂道』
神戸坂 岩間町2丁目交差点から北西に入り、天徳院の北側を西に上る。坂上を進むと月見台交差点。《地図》
坂下近くから
坂上を行くと月見台交差点に出る。
「ビール坂」標 大日本ビール会社(明治39年頃設立)が近くに湧出する清水を利用してビールを製造していました。この清水へ通ずる坂であることから名づけられました。大日本ビール㈱製ビン部は、昭和11年、会社から独立して日本ガラス㈱となりました。『保土ヶ谷区のホームページ 保土ヶ谷の坂道』
ビール坂(坂上から) 神戸町のビール坂下交差点から南に西上る。《地図》
「古東海道」は鎌倉街道の「下の道」で、「相州道」は大山道。
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