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2006年8月 8日 (火)

小樽市の坂-3

2006年8月8日

旧国鉄手宮線跡・・・職人坂・・・旧板谷邸(海宝楼)・・・見晴らしの坂・・・外人坂・・・水天宮・・・小樽聖公会・・・職人坂・・・メルヘン交差点(オルゴール堂・オタルナイ運上屋跡)・・・三本木急坂・海陽亭・・・赤坂・・・オタルナイ役所跡・・・山ノ上の坂・旧小堀商店・・・社(やしろ)が丘の坂・住吉神社・・・入船地蔵尊・・・元育成院の坂・・・勝納川・・・一尊庵の・一尊庵跡・・・北の誉酒造・・・龍徳寺・・・五百羅漢の坂・・・宗円寺(五百羅漢)・・・(龍徳寺・住吉神社)・・・石ケ守商店・末広稲荷神社・十一(じゅういち)坂・・・小樽公園・図書館

 職人坂はまだ朝早いせいか坂沿いの家々は閉まっていましたが、今は職人の店が多く並んでいるようではありません。外人坂は123段の急な石段坂で幅がかなりあるのに真ん中に手すりがついてなくなんとなく不安定な上り心地です。下りる方がもっと大変では。坂上は水天宮です。境内に石川啄木の歌碑があります。相変わらずの暗い歌です。後日知りましたが水天宮境内から西に下る石段坂は映画「男はつらいよ」のロケ地だそうです。そこを下って小樽聖公会へ下りたと思うのですが。

 メルヘン交差点あたりはまだ9時前だというのに観光客で賑わっていました。オルゴール堂を覗いてから脇の今は急でない三本木急坂を上りました。観光客はもういません。坂上は赤坂と山ノ上の坂の坂上と交差します。

 住吉神社の脇の急な社が丘の坂を上って進むと、入船地蔵尊のお堂があり背の高い地蔵さんの下に小さな地蔵さんが沢山祀られていました。近所の老婦人4人が堂を掃除して、談笑していました。話の中に入っていろいろ聞きました。このあたりは昔(いつ頃かは不明)墓地で、墓地を移転する際にこれらの地蔵さんが土の中から出てきたそうです。このあたりは火事や悪いことが起こらず、この地蔵さんのご利益だとありがたそうに話していました。

 入船地蔵尊から少し行くと元育成院の坂の坂上です。坂を下って勝納川を渡り、一尊庵の坂を上ると坂上に一尊庵の跡があります。回りは住宅地になっていますがここは昔の雰囲気の残る空間です。小さな石碑と地蔵さんと無人のお堂(一尊庵ではない。)がひっそりとたたずんでいます。

 勝納川に戻り川沿いに北に進み龍徳寺に寄り、五百羅漢の坂に向いました。浄蓮寺あたりで急になり、五百羅漢の宗円寺前を通りさらに急坂は上っています。潮見台浄水場へ曲がる坂上あたりまで行って戻り、宗円寺の堂の中に安置されている五百羅漢を見てから坂を下り、龍徳寺、住吉神社前を通り、入船1丁目の函館本線の線路沿いの末広稲荷神社に向いました。小樽の侠客が勧請した稲荷です。線路の南側に沿って十一坂を上りました。

  写真をクリックすると拡大します。

Dsc04052手宮線跡(稲穂1-1あたり)

明治13年11月開通の札幌-手宮間の鉄道線路跡地。線路の中を歩ける。手宮まで行けるのだろうか?

Dsc04051 説明板

Dsc04053 職人坂(西側の坂の坂下から) 山田町1と2の間を南東に上る。《地図

明治から昭和にかけて、この界隈は料亭などが並ぶ花街で、1年中にぎわていました。仏壇屋・家具屋・道具屋をはじめ、塗り師、張り師、彫り師、表具師、金具師、古着屋、古道具屋などの職人が仕事場を並べていた。『おたる坂まち散歩』

Dsc04055 坂上から

Dsc04094_1 職人坂(東側の坂の坂上から) 山田町5と6の間を東に下る。

Dsc04095 坂下から

Dsc04064 旧板谷邸(現海宝楼) (東雲町1)

海運業で財をなした板谷家が昭和2年に建造。現在はレストラン、入浴施設などがある商業施設。
現況→『小樽ジャーナル

Dsc04062 見晴らしの坂(坂上) 堺町2と4の間を西方向に上る。《地図

坂上からの石狩湾の展望のよさに由来する坂名。別名を出世坂。

Dsc04070_1 見晴らしの坂(坂途中から)

Dsc04071 勾配20%

Dsc04074 坂下近くから

Dsc04077 外人坂(坂下から) 東雲町7と相生町2の間を南西に上る。坂上は水天宮。《地図

大正2年から昭和25年まで、この坂の海に向って右側にドイツ人貿易商カール・コッフさん家族が住んでいた。その後も娘さんの日本名「キクさん」は、日独の交流に尽力されている。『おたる坂まち散歩』

Dsc04081 坂上から小樽港方向

Dsc04085水天宮(外人坂の坂上)

境内から西側の小樽聖公会の方へ下る石段坂が『男はつらいよ(寅次郎相合傘)』のロケ地のようだ。

Dsc04084 石川啄木歌碑(水天宮境内)

Dsc04089小樽聖公会(水天宮の下)

Dsc04098オルゴール堂(メルヘン交差点 入船1丁目) 

Dsc04109メルヘン交差点

Dsc04104オタルナイ運上屋跡(メルヘン交差点、正面の小樽堂?のあたり)

Dsc04107 説明板

Dsc04110 三本木急坂【坂標】 メルヘン交差点から入船1丁目と住吉町の間を南東に上る。坂上は赤坂上と山ノ上の坂上。《地図

今は急ではないが、かつては雪が降ると上れなくなるような急坂だった。坂の中腹に三本のアカダモ(ハルニレ)の大木があって、船乗りの目印になるほどの立派なものだった。明治18年の坂の切り下げの際に伐採された。『おたる坂まち散歩』

Dsc04099 坂下から

Dsc04114 坂上から

Dsc04111海陽亭(三本木急坂の途中)

テレビドラマ『』のロケ地。

Dsc04115 坂上の若林硝子店

明治42年創業

Dsc04117 赤坂(坂上から) 住吉町3と13の間を南西に上る。《地図

この付近の土の色が赤かったことによる坂名。『おたる坂まち散歩』

Dsc04119 坂下から

Dsc04121 オタルナイ役所があった所(山ノ上の坂の坂下近くの臨港線沿い。)

Dsc04120 説明板

Dsc04123 山ノ上の坂(坂下から) 住吉町13と14の間を北西に上る。《地図

安政4年(1857)、オタルナイの場所請負人、岡田半兵衛が有幌と信香の高台を開き、ここを山ノ上町とした。安政の坂道とも呼ばれている。『おたる坂まち散歩』

Dsc04124小堀商店(山ノ上の坂の途中)

繊維卸売業の小堀商店が大正の中頃建てた。現在は旗づくりの絵場および北海道職人義塾大学校としても活用されている。『おたる坂まち散歩』

Dsc04127 坂上から

Dsc04130 双葉高校(住ノ江1-3)前の坂

下って上る坂。薬研坂とでも呼びたい。

Dsc04132 社が丘の坂 住ノ江2丁目と奥沢1丁目の間を南西に上る。住吉神社東側の坂。《地図

住吉神社に由来する坂名。『おたる坂まち散歩』

Dsc04143 坂上近くから

Dsc04134住吉神社

Dsc04138 住吉神社境内から社が丘の坂へ出る道。

Dsc04145 入船地蔵尊(入船2-21あたり)

Dsc04144 堂内の地蔵さん

Dsc04147 元育成院の坂 奥沢2丁目と3丁目の間を北西に上る。《地図

昭和39年にオタモイに移転した老人ホーム「育成院」が現在の奥沢中央団地の所にあった。『おたる坂まち散歩』

Dsc04151 坂途中から坂下方向

Dsc04152 坂途中から坂上方向

Dsc04146 坂上から北西に入船方向に下る坂。

Dsc04156 一尊庵の坂(坂下方向) 真栄1-11と1-16の間を南方向に上る。《地図

坂上に一尊庵と呼ばれた小さな尼寺があった。昭和40年ごろまでは毎年6月にお祭りが開かれ、毎月24日には、近所の方がお講を開いていたという。その後、無人となったため10年ほど前に解体された。『おたる坂まち散歩』 

Dsc04159 坂上方向

Dsc04163 坂上から(左側が一尊庵跡)

Dsc04162 一尊庵跡

写真の堂とは別に一尊庵と呼ばれた尼寺の小さな堂が建っていたという。

Dsc04160 「一尊」 石碑

Dsc04161 子育地蔵さん

子供を抱き、足元にも二人の子供。

Dsc04166北の誉酒造(奥沢1丁目の勝納川沿い)

(2015年10月?に閉鎖したようだが。「毎日新聞」)

Dsc04172_1龍徳寺(真栄1-3)

Dsc04178 五百羅漢の坂(坂下から) 潮見台1丁目と2丁目の間を南東に上る。浄蓮寺、宗円寺(五百羅漢)の前を通りさらに上る。《地図

Dsc04183 坂途中から坂下方向

Dsc04191 坂途中から

Dsc04192 坂上近く

Dsc04200 五百羅漢説明板

Dsc04209五百羅漢(一部)

松前藩主14代章廣が文政8年(1825)宗円寺に納めた。室町末期から江戸末期に制作されたもの。

Dsc04217石ケ守商店(入船1-5)

元は久米商店といい、酒、食料品、雑貨を扱っていた。今は文房具店なのか?

Dsc04216末広稲荷(入船1-3)

小樽の侠客、「末広」こと鈴木吉五郎が、明治17年京都の伏見稲荷から分霊し祭った。『おたる坂まち散歩』

Dsc04218 十一(じゅういち)坂 入船1-5の北海油脂と入船会館の間を北西に上る。函館本線の南側の坂。《地図

昔、北海油脂の所に「十一荒木」という造り酒屋があった。坂のある線路脇の高台も十一山と呼ばれている。『おたる坂まち散歩』

Dsc04221_1 坂上から

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