横須賀市の坂-10
2007年2月12日
京急久里浜駅・・・八幡神社・・・正業寺・・・慈眼院の坂・慈眼院・芽山貝塚・・地獄坂・・・焼木坂・・・光の丘トンネル・・・かろうと山古墳公園・・・田中の坂・・・おしろみずの坂・・・谷戸山の坂・・・(京急線)・・・どんどんびきの坂・・・尻こすり坂・・・京急久里浜駅
慈眼院の正面の男坂の石段はかなり急で、手すりにつかまりながら上りました。寺の裏手は芽山貝塚の跡。小樽の地獄坂は長い坂ですが、ここハイランドの地獄坂は「地獄」と呼ばれても不思議のない急坂です。ハイランドは遊園地か何かの施設名と思っていましたが町名です。確かに小高い丘のハイランドの所です。
ハイランドの住宅街を西に抜け長い坂を粟田(あだ)道といわれた横須賀葉山線へ下りました。すぐ右手に焼木坂バス停があります。ここから少し上って北西方向に下る粟田道が焼木坂でしょう。坂名の由来が分かりません。
粟田道を南西方向に行き、粟田小学校の前あたりの光の丘トンネルを抜け、かろうと山古墳に向いました。山道のような遊歩道を上って古墳を探しましたが見つからずくたびれ儲け。戻って粟田小学校のあたりから田中の坂を上りました。坂上近くに新旧の地蔵さんが2体立っていました。
このあたりから田中の坂は島田バス停近くまで下っています。バス停そばの野比幼稚園の向い側からおしろみずの坂の上りに入りました。坂上から緩やかな下りとなり、再び少し上って谷戸山坂の下りとなります。この道は尻こすり坂から粟田道に通ずる旧道です。坂下から京急線の踏切を渡ると国道134号の尻こすり坂通りの大作交差点で、ここから北東に尻こすり坂上まで上る緩やかで長い坂がどんどんびきの坂です。坂上からこれも長い尻こすり坂を下って京急久里浜駅に向いました。
写真をクリックすると拡大します。
八幡神社(久里浜2-17)
御霊山満蔵院と号する。
慈眼院の坂 佐原5-22の慈眼院の正面の108段の石段。《地図》
三浦三十三観音第17番札所
裏側は「芽山(ちやま)貝塚」
寺と檀家で作った「観音様と芽山の里を結ぶ坂」
地獄坂 久里浜3丁目から南西から北西に大きくカーブしてハイランド4丁目に上る。《地図》
焼木坂 横須賀葉山線の粟田1丁目の焼木坂バス停から北西に下る。《地図》
粟田(あだ)道の一部。坂名の由来不明。
かろうと山古墳(光の丘水辺公園内)
7C前半築造の円墳(13m)
光の丘トンネルの上の方にあるらしいが探しても見当たらず。
田中の坂 横須賀葉山線のハイランド2丁目の粟田小学校あたりから南に上り、島田バス停の方へ下る。《地図》
粟田道の一部。坂近くの「田中家」による名か。
おしろみずの坂 野比1丁目の野比幼稚園の向い側から南東に上る。《地図》
「おしろみず」は近くの家の屋号だったとか。しりこすり坂と粟田道を結ぶ旧道 『坂道風土記 三浦半島』
坂上を行くと谷戸山坂につながる。
谷戸山坂 野比1丁目、おしろみずの坂上を進み南東に下る。坂下近くに堀越造園、坂下は京浜急行線。《地図》
どんどんびきの坂(坂上方向) 野比2丁目の大作交差点から尻こすり坂通りを北東方向に上る。《地図》
昔は牛車、大八車、リヤカーなどが上り下りに苦労し、本気になって、どんどん車を引かないと、後ずさりしてしまうので坂の名がついたのでは。(古老の話)『坂道風土記 三浦半島』
坂上で尻こすり坂とつながる。
しりこすり坂 神明町の神明小学校の前あたりから南西に上る国道134号の「尻こすり坂通り」 《地図》
尻をこすりつけて下るほどの急坂だった。尻摺坂・尻摩坂・摩臀坂・斯里古須利坂とも書く。『坂道風土記 三浦半島』
明治18年に坂の開鑿を記念して建立。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 日光街道(越谷宿→粕壁宿)(2009.11.17)
- 将門散歩(坂東市)(2019.02.11)
- 我孫子・柏散歩②(2019.02.09)
- 水戸街道(我孫子宿→取手宿→藤代宿)(2010.08.11)
- 我孫子・柏散歩①(2019.02.06)
コメント
地獄坂のブログを張り付けさせていただきました
勝手にすいません
ここの坂道を自転車乗りに紹介したく検索していたらビンゴしましたので。
本日自転車にて上ってきました。
投稿: 久翆 | 2011年2月 5日 (土) 22:22