越生町(埼玉県)の坂-1
2007年2月27日
越生駅(東武東上線)・・・法恩寺・・・越生神社・・・大高取山・・・稲荷坂・・・梅園神社・越生梅林・・・石清水観音堂・・・三滝入口交差点・・・岡崎薬師・・・(越生駅)・・・越辺(おっぺ)川・・山吹の里・・・越生駅
大高取山経由で越生梅林へ行きました。山道から梅林の前に出た通りが稲荷坂です。坂名の由来の稲荷社が見つかりません。梅園神社は三社を合祀したそうですが稲荷社はないようで、境内にも稲荷社は見当たりません。梅林は今日現在、白梅が六分咲き、紅梅が満開だそうですがあまり見ごたえがなく期待はずれ。それでも大勢の見物客で賑わっていました。
梅林から越生駅への途中に小さな岩清水観音堂がありました。三滝交差点から岡崎薬師に寄り、越生駅に出て線路の東側の越辺川を越え、太田道灌ゆかりの山吹の里に向いました。「山吹の里」の逸話で、新宿区の山吹坂、不動坂を思い出しました。そこでは、山吹の里を「高田の里」とし、面影橋(新宿区西早稲田・豊島区高田)あたりとしています。
明治9年までこの付近の小字名が山吹で、昔から山吹が自生していて、昔は近辺に山吹姓を名乗る一族が居たそうです。「山吹の里」伝説が太田道灌の川越城時代の話だとすると、越生町の方がふさわしい気がします。その他、「山吹の里」は、荒川区町屋、横浜市六浦などにもあるそうで、太田道灌は黄門さま、弘法大師と同じで大衆に人気があり、あちこちに登場するようです。
*越生町の「史跡・観光名所」
【地図】写真をクリックすると拡大します。
法恩寺鐘楼
正徳4年(1714)の再建。武蔵越生七福神の恵比寿
武蔵七党の一つ、児玉党の越生氏の舘があったところ。
稲荷坂(坂上から) 越生長沢線のバス停梅林入口からバス停稲荷坂へ南西に上る。 《地図》
稲荷社がどこか分からない。梅園神社に関係があるのだろうか?
明治40年、小杉の小杉天神社と堂山の近土神社、上谷の三島神社を合祀した。「獅子舞」が伝えられている。
何の祠か、右側面に「文化7年」 左側面に「入間郡黒岩邑己待講中二十一人」?とある。
伝山吹の里(越生駅の東側、越辺(おっぺ)川沿い)
太田道灌が川越城主だった時の逸話。
新宿区と豊島区の境の面影橋のそばにも「山吹の里」碑がある。『東京坂道散歩 鎌倉街道』に記載。
山吹の里から
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