横須賀市の坂-6
2007年2月1日
汐入駅(京浜急行線)・・・八坂道・・・子之神社・・・八坂不動尊・・・坂本の坂・・・八坂道・・・大六天神社・・・(新坂本トンネル)・・・(新池上トンネル)・・・池上の坂(新道)・・・池上神社・・・池上の坂(たつみち)・・・坂本の坂・・・坂本トンネル・・・坂本へ抜ける坂・・・(逸見(へみ)駅)・・・浦賀道・・・稲荷山の坂・子育地蔵堂・・・浦賀道・・・(汐入駅)・・・国道16号・・・一国屋旅館・・・一国坂・・・浦賀道・・・逸見駅(京浜急行線)
横須賀線の田浦駅から浦賀道の十三峠、塚山公園、琵琶首坂方面を歩く予定でしたが横須賀線が人身事故の影響で遅れているというので、急遽予定を変更しました。八坂道は浦賀道の枝道で、現在の通りを挟んで曲がりながら坂本町の方へ通じています。所々に昔の面影が残っています。坂本の坂の坂下近くで「八坂不動尊」の案内標識が立っていました。古くからこのあたりの信仰を集めているというので急な崖の石段坂を上って行って見ると、小さな祠の中に不動明王の石像が立っていました。
坂本坂上から大六天神社へ寄り、八坂道を進むと坂本6丁目の所で大通りと合流します。新池上トンネルの前で引き返し、池上の坂(新道)から池上神社まで行き、池上の坂(たつみち)を上り、坂本の坂の途中から坂本トンネルの方へ行きました。トンネルをくぐると東逸見町へ「坂本へ抜ける坂」の急坂が下っています。坂下から北へ逸見駅から国道16号へ出て、浦賀道の稲荷山の坂への入口を探しましたがなかなか分からず苦労しました。
稲荷山の坂の途中には地蔵堂があり、浦賀道を進んで汐入駅まで行き、横須賀駅近くの旅館一国屋の裏のつづら折の階段坂の一国坂を上りました。横須賀線の延長や国道16号の新横須賀トンネルの工事で坂に昔の面影はありません。買い物帰りの女性が二人急な階段坂をゆっくり、休み休み坂上の住宅まで上っていました。なんだかのん気に坂の写真なんかを撮っているのが悪いような、気が引けるような気分になりました。坂上を進んだ浦賀道近くからの横須賀本港のながめは素晴らしいです。浦賀道をさっきとは逆に歩き逸見駅に出ました。
【地図】写真をクリックすると拡大します。
八坂道 汐入町2丁目の交番前の大久保モータースの脇(ここに幕末八坂衛所が設けられていた)から曲がりながら坂本6丁目までの浦賀道の枝道。
子之神社(汐入町4-54)
汐入の鎮守。承久2年(1220)勧請、天和元年(1681)造営という。楠ケ浦から子ノ神山へ、昭和31年現在地に移った。
いったん大通りへ出る。
汐入4丁目の坂本坂下バス停近くから東方向に上る。
古くから信仰を集めているという不動尊。
坂本坂下あたりから南に入る。
坂本の坂 汐入町4丁目から坂本町へ上る。《地図》
右側に馬頭観音の祠。急坂で後押しの駄賃を稼ぐ者がたむろしていたという。
坂本の坂の坂上近く。
大六天神社 (坂本2-29、坂本の坂上近く。
坂本の鎮守。寛元4年(1246)勧請、天正2年(1574)造営という。祭神は大山祇命。
①新池上トンネル(坂本町から池上へ抜けるトンネル。昭和50年完成)の前から下る坂。
坂本から池上への一番新しい通り。古い道から③②①の順。 《地図》(分岐から池上十字路へ下るのが②、分岐から南に若葉幼稚園前を下るのが③)
「たつみち(旧道)」と「新道」へ向う坂。
②池上の坂(新道) 坂本町5丁目の池上坂上から南西に下る。坂下は池上十字路。
日露戦争の戦勝を記念して「凱旋道路」とも呼ばれた。
池上神社(池上5-4)
③池上の坂(たつみち) 池上坂上から若葉幼稚園の前を南方向に下る。
坂本側から
坂本へ抜ける坂(坂下方向、東逸見町側) 《地図》
大雨の時は滝のように坂を流れたという。
稲荷山の坂 国道16号の汀橋交差点から南東に入り東から北方向に上る浦賀道。《地図》(地図では道が途切れているが)
元禄年間(1688~1703)に、 浦賀道を往来する子供連れの旅人16人が、飢えと疲労のためこのあたりで行き倒れて死んだ。 これを哀れんだ村人が冥福を祈って祀ったという。なるほど本尊には元禄11年(1698)の銘がある。
正式には「いちこくや」「いっこくや」は通称。明治20年開業。『坂道風土記 三浦半島』 海軍カレーが名物
一国坂 一国屋の後ろを上るつづら折の石段。《地図》
横須賀線のトンネル(右下)・新横須賀トンネル(国道16号・左側)の上を上る。
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