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2007年2月 4日 (日)

横須賀市の坂-7

2007年2月4日

田浦駅(横須賀線)・・・のの字橋の坂・・・太田坂上・・・浦賀道・・・十三峠・・・塚山公園・按針塚・・・柿の谷の坂・・・塚山公園・琵琶首坂・・・西逸見吉倉トンネル・・・鹿島神社・・・浄土寺・・・逸見駅(京浜急行線)→堀ノ内駅・・・金堀トンネル・・・天神坂・愛染稲荷神社・・・馬門山の坂・・・諏訪神社・・・安房口神社の坂・安房口神社・・・桜が丘の坂・・・馬堀海岸駅(京浜急行線)

 田浦駅から太田坂上までは1月27日と逆のコースを辿りました。ここから十三峠までは思いのほかゆるやかな上りで浦賀道(保土ヶ谷道)の最大の難所だったという感じはありません。好天でハイカーも多い道筋です。浦賀道は十三峠から大きく左に曲がって三浦按針夫妻の墓のある塚山公園へ続きます。公園内から大楠山方面の標識に沿って柿の谷の坂を下りました。途中に小さな石仏が道を背にして立っていました。坂下は塚山トンネルの南側の山中町です。塚山公園に戻って琵琶首坂を下りました。途中、右に曲がるあたりからの海の眺めがいいです。坂下に按針塚への道標が立っています。北東に進んで京浜急行線をくぐり鹿島神社、浄土寺に寄りました。

 堀ノ内駅から南に金堀トンネルを抜け、大津町5丁目の天神坂を下りました。この道は古東海道と推定されているそうです。天神社は諏訪神社に合祀されて今はありませんが、狛犬、手洗い鉢が町内会館の前に保存されています。坂近くの愛染稲荷神社に寄り、大津公園から南に、根岸5丁目交差点近くの馬門山墓地から天神坂の天神社が合祀されている諏訪神社へ出ました。諏訪神社から安房口神社へ上るのが大明神坂で池田から吉井を通って浦賀の芝生(しぼう)へ抜ける近道だったそうですが、団地ができて道筋は途切れてしまっているようです。

 諏訪神社前からの道を南に上って大きく迂回して鳥居からマテバシイ(馬刀葉椎)の並木の間を通り安房口神社に入りました。この神社には社殿はなく霊石がご神体という古代からの磐座が残る神社です。ここは明神山と呼ばれ標高75mの所で、神社裏手からの眺望が見事です。大明神の坂はここへ通じていたのでしょうか。神社の前あたりから馬堀海岸駅方向へ桜が丘の坂を下りました。この坂は車の往来も少なく、途中、正面の東京湾に向って下る感じで、眺めのよいきれいな坂です。

(「馬門山の坂」は墓地内、「安房口神社の坂」は神社内の坂で一般道ではありません。この名で通称されているとも思いませんが、『坂道風土記 三浦半島』の著者に敬意を払って、この坂名で呼ぶのもいいでしょう)

天神坂・大津諏訪神社・馬門山墓地等は「大津を歩く」に載っています。

  写真をクリックすると拡大します。

Dsc03464_2 十三峠あたりから

十三峠の由来は、①保土ヶ谷より13番目の峠 ②十三仏を祀った寺が峠付近にあった。 ③十三塚の信仰による。 などの説がある。

Dsc03465 十三峠を望む(塚山公園近くから)

Dsc03468 按針塚(塚山公園内・国指定史跡)

右の塔が三浦按針(本名ウイリアム・アダムス、英国人の航海士。江戸時代初期に九州に漂着し、家康の外交顧問となった) 左が妻、お雪(マリア)の墓。

Dsc03470 按針塚説明板

Dsc03471_1 柿ノ谷の坂へ(大楠山方向)

塚山公園から山中町へ下る。坂下は塚山トンネルの南側。《地図》(道の標示はない)

Dsc03472 坂下方向

Dsc03473_1 坂の途中の石仏

道路に背を向けて立っている。それとも坂下の方を向いているのか? 正徳4年(1714)の銘あり。

Dsc03480 坂下方向

Dsc03482 坂下は塚山トンネルの所。

Dsc03510_1 琵琶首坂の途中の右へ曲がる所から(下は塚山トンネルの北側の出口)

塚山公園から北東に西逸見吉倉トンネルの東側入口に下る。《地図

Dsc03508 琵琶首坂

以前は曲がりくねって、琵琶の形に似ていたからだろうか。市内岩戸のは小字琵琶首、長沢に「ビャクビ」がある。『坂道風土記 三浦半島』

Dsc03504 坂上方向

Dsc03515 途中から石段になって下る。

Dsc03516 道標(琵琶首坂の坂下)

「按針塚へ約5町」? 日本語(左面)と英語(右面) 明治から大正にかけて行われた按針塚修理事業の際に建てられた。

Dsc03501_1 「道標」説明板

Dsc03499_1 坂下の西逸見吉倉トンネルから琵琶首坂。

Dsc03518_1 鹿島神社(西逸見町2丁目)

三浦按針の屋敷があったところという。

Dsc03519 浄土寺(西逸見町1丁目)

三浦按針の菩提寺。按針が持ち歩いたという念持仏も安置されている。

三浦半島三十三観音霊場札所第二十番。

逸見駅(京浜急行線)→堀ノ内駅

Dsc03523_1 天神坂(坂上から) 大津町5-9と5-27の間を北西に上る。《地図

大津5丁目町内会館の裏に天神社があった。大正13年に諏訪神社に合祀された。浦賀道(戸塚道)の道筋で、古東海道とも推定されている。

Dsc03525 「天神坂」説明板

Dsc03526_1 天神社にあった狛犬、手洗い鉢。

庚申塔(左)は延宝6年(1678)・右は元文5年(1740)年のもの。

Dsc03528_1 坂下近くから

Dsc03531_1愛染稲荷神社(天神坂の途中から北に上った所)

文化14年(1817)建立という。今でも年1回保込(ほおめ)の稲荷講が行われるという。後ろは樹齢400年以上のクロガネモチの大木。

Dsc03530 説明板

Dsc03537_1 馬門山の坂(坂上方向) 根岸町1丁目の馬門山墓地内。《地図

旧海軍墓地

Dsc03535_1 馬門山墓地説明板

Dsc03540 坂下方向

正面右手は兵士の墓石

Dsc03546大津諏訪神社(大津町3丁目)

大津の鎮守。天神坂にあった天神社が合祀されている。

Dsc03547 「諏訪神社」説明板

Dsc03549_1 菅公千年祭記念碑(諏訪神社境内)

Dsc03548 記念碑説明板

Dsc03552 諏訪神社前から南方向に上る坂

「大明神の坂」に代わる新しい坂か。

Dsc03553 左は庚申塔の下の部分?・右は七福神の寿老人? 扇のような物を持っている。・真ん中は?(坂の途中の池田町1-6あたり?)

元は大明神の坂にあったものか?

Dsc03554 池田町3丁目公園へ上る坂

Dsc03561 安房口神社の坂 《地図》(神社の標示はない)

Dsc03563 坂下方向

両側はマテバシイ(馬刀葉椎)の並木。

Dsc03565 御神体の霊石

古代の磐座信仰を残す神社。

Dsc03564 安房口神社説明板

Dsc03573_3 安房口神社から

大明神の坂はこのあたりに上って来ていたのか。

Dsc03581 桜が丘の坂

馬堀海岸駅の南側の県道208号浦賀港線の桜が丘交差点から南西から南方向に上る。《地図

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