横須賀市の坂-15
2007年7月7日
逗子駅 バス→長井・・・川間橋(川間川)・・・荒井観音道標・・・弘誓(ぐぜい)寺・・・大久保坂(右の写真)・大久保の庚申塔・・・稲荷社・・・経塚・・・ソレイユの丘・・・勧明寺・・・長慶寺(荒井観音堂)・・・荒井漁港・・・住吉神社・・・中央水産研究所・荒崎公園・・・熊野神社・・・漆山漁港・・・長井(ちょうしょう)寺・・・おこり石・・・ポックリ地蔵・長徳寺・・・五郎坂・・・不断寺・・・第六天神社・・・富浦公園(小田和湾)・・・長井バス停
【地図】
朝から空模様が怪しかったが、長井行きのバスが逗子駅を出るとすぐ雨の区域に入ってしまった。傘さして地図を見ながらの坂道散歩で歩きづらかったが、気温が低めだったので助かった。
荒井観音道標の所から右回りに大久保坂からソレイユの丘に上る。晴れていれば360度の眺望もきかず雨と風の丘の上から荒井漁港の方へ下る。住吉神社の先の荒崎公園は城山といい三浦義明の五男の長井五郎義季の城があった所で、水産研究所の裏には江戸末期、砲台が築かれていたそうだが、この天気では公園内を散策する気にもなれず早々に引上げる。
海岸沿いの道を熊野神社に寄り、海岸から離れ長井寺からおこり石の方へ。このあたりは田園風景が少し残っている。長徳寺の裏のポックリ地蔵の先から下りとなって五郎坂の坂上近くに出る。五郎坂を下り海岸沿いの道より一段高い旧道を行くと不断寺で、長井港が近い。旧道を右回りに東方向に進み、第六天神社から荒井観音道標の所へ戻って来た頃には雨はほとんど上がり薄日もこぼれてきた。
*参考:『横須賀市長井史跡巡り・観光名所案内』
写真をクリックすると拡大します。
正徳元年(1711)に建てられたもの。「南無大悲観音菩薩 左 長井村江道 右 あらい勧んをんみち」とある。荒井観音堂は長慶寺本堂で、三浦三十三観音霊場の第31番札所。今日は左へ行き大久保坂からソレイユの丘に登り、荒井観音堂のある荒井漁港の方へ下った。
浄土真宗の寺。大久保地区で唯一の寺。
このあたりの地名による坂名。途中の右側の大久保町内会館の前に「大久保の庚申塔」が立っている。
大久保坂の途中。後ろは大久保町内会館。
左が享保4年(1719)・中央が貞享元年(1684)・右が元禄6年(1693)の銘がある前面下と左右側面下に猿が彫ってある立派なもの。
坂上一帯は平坦な感じで、航空自衛隊無線標識所、農地などが広がり「ソレイユの丘」に続いている。終戦間近に特攻隊基地が造られたのはここか。完成が終戦直前ですでに特攻機はなく、偵察機が5、6基あったのみだったという。
永正13年(1516)三浦義同と北条早雲が戦った時、義同の家臣の別覆(べべ)坊がここに経巻を埋めて逃れたという。最近の調査では経文は出ず、前方後円墳ではないかと考えられている。
ソレイユの丘(長井4丁目)から
左側に相模湾がうっすらと見える。
ソレイユの丘公園から漆山湾の方へ下る坂(坂の途中から坂上方向)
文明元年(1469)創建という浄土真宗の寺。このあたりは三浦義明の五男の長井五郎義季の本拠地といわれる。
三浦三十三観音の31番札所の荒井観音堂。荒井観音道標から海沿いの平坦な旧道を左回りでここに参ったのだろう。荒井はこのあたりの地名。
以外に小さな社だ。
山号を別覆(べべ)山という浄土宗の寺。「経塚」に出てくる別覆坊だろう。
海沿いの道から離れ長徳寺の方へ続く田畑の中の細い道(右の柵の右側が道)
風の強い日は唸り声を上げたという。古くから神の宿る石として信仰されてきたのであろう。
本当は地蔵ではなく、阿弥陀如来という。名前のとおり「ポックリ」いける地蔵だというが、うっかりお参りするとポックリ逝ってしまうかも。下の小さいのは地蔵さんだろうか。
行基が開基と伝える浄土真宗の寺。右のいちょうは、「かまくらと三浦半島古木・名木百選」の木。
ポックリ地蔵の前(長徳寺裏の上の道)から下って五郎坂の坂上近くに下る。
五郎坂(右・坂下方向) 長井小学校の南側に沿って西から北西に下る。
この地に長井城を構えたという三浦義明の五男の長井五郎義季に因む坂名か。
「屋形」も城に関係のある地名か?
鎌倉光明寺の末寺の浄土宗の寺。
石段脇に庚申塔が並ぶ。
餌を探しに巣を飛び立った親つばめを目をパッチリ開けて待っている。真ん中が餌を獲得する確率がいいのか一番肥っているように見えるが気のせいだろうか。兄弟と競ってこの位置を確保したのか。巣は人の手の届く高さにある。人間に対する警戒心がないのか、信頼しているのか、開き直っているのか、こんな人通りの多い人目に立つ所に巣作りするなんて見事であっぱれというしかない。
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