新座市の坂-4
2007年9月26日
朝霞台駅(北朝霞駅) バス→原ケ谷戸・・・畑中公民館通り・芝山坂・・・峰山坂・・・蓮光寺・・・宮坂・・・氷川神社・・・宮上橋(関越自動車道)・・・堀之内坂(右の写真は途中から南西に上る切通しの坂)・・・堀ノ内橋(黒目川)・・・白山坂・・・(産業道路)・嵯峨山通り・・・天照院・・・堂坂上(馬喰橋通り)・・・石神緑地・・・浄明寺墓地(釈迦堂?)・・・桶屋の坂・・・上の坂・・・野猿坂・・・神宝大橋(黒目川・落合川分岐)・・・栗原坂・・・栗原観音堂・・・栗原バス停→朝霞台駅(東上線)
【地図】
芝山坂は清戸道(江戸往還道)で下って荒沢不動尊の前を通り黒目川を渡り、今はなき平店坂の上りへと続いていたのだろう。芝山坂と平行するように峰山坂、宮坂が水道道路まで上っている。宮坂の坂下近くの氷川神社から関越自動車道沿いに上り、宮上橋で関越道を越えると堀之内坂が関越道と平行して下っている。白山坂は細く曲がって上る坂で、途中木に覆われ昼なお暗い所を通るいい感じの坂だ。
白山坂の坂上から産業道路を横切り嵯峨山通りに入る。石神緑地沿いの坂を下り、浄明寺の墓地に寄る。小さなお堂は室町時代の鉄仏を納めるという釈迦堂か? 墓地の先から桶屋の坂を上る。上の坂の坂上に出て東久留米市との境を下ると野猿坂のゆるい上りとなって神宝大橋へと下る。『新座市史』の地図では「上の坂」の坂下から続く坂を「ヤエン坂」としているが、『新座市文化財散策ガイドブック』の地図では「上の坂」の所を「野猿坂」とする。ここでは『新座市史』に従い別坂としたが、「野猿坂」は傾斜がゆるすぎて坂とは呼べない感じだ。新座市生涯学習課へ問い合わせたが分からない。まあどっちでも大した問題ではないが。
栗原坂も古道の道筋らしいがこの坂もゆるやで今は坂の感じがしない。栗原観音堂も思ったより小さく、堂内に観音様もいないようだった。
*堂坂・上の坂は「新座市の坂-2」に記載。
写真をクリックすると拡大します。
芝山坂(坂下から) 畑中1丁目と馬場1丁目の間を北西に上る畑中公民館通り。《地図》
峰山坂 馬場1-2と1-10の間を北西に上る。《地図》
蓮光寺(馬場1-9)
古くは馬場の氷川神社の別当も兼ねていた。
床にはちゃんと畳が敷いてある。
「宮」は氷川神社のことだろう。
宮坂(坂下から) 馬場4-2と4-12の間を北西に上る。《地図》
坂下近くの馬場氷川神社による坂名。坂下近くに馬頭観音(文政8年(1825))が立っている。
氷川神社(馬場4-10)
片山郷の総鎮守
樹齢700年だったという。
氷川神社(右側)から宮上橋の方へ上る。
堀之内坂(坂上から) 堀ノ内1-3と関越自動車道の間を南東に下る。《地図》
白山坂(坂下から) 堀ノ内1-7と1-8の間を曲がりながら北西方向に上る。《地図》
このあたりの地名による坂名か? 「しろやま」か「はくさん」か?
室町時代の鉄仏が納められているという。釈迦堂は堂坂の坂名の由来となった「堂」だろうか?
桶屋の坂(坂下から) 石神4-11と4-12の間を北西に上る。《地図》
坂近くの家の屋号による坂名だろう。
野猿坂(坂上方向) 石神3-14と東久留米市神宝町1丁目の間を南西に上って神宝大橋へ下る。《地図》
黒目川(右)・落合川(左)の分岐点
神宝大橋から
栗原坂(坂上から) 栗原1-5の栗原小学校と1-6の間を北に上る。《地図》
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