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2007年10月17日 (水)

和光市の坂-4・朝霞市の坂-3

2007年10月17日

   和光市駅(東上線)・・・笹目通り・・・武州白子諏訪神社・・・天王坂・八雲神社(牛蒡八雲台憩いの森公園)・・・松竹山観音寺・・・大坂上・旧川越街道・くらやみ坂・・・代官屋敷跡・馬頭観音・伯楽製鋲所・・・(東京外環)・・・朝霞警察署・警察の坂(国道254号)・・・かせぎ(稼)坂・膝折不動尊・・・一乗院・卵塔(蘭塔)坂・・・膝折浄水場・元坂・・・四里屋(ヨリヤ)の坂(ひざおり通り)・・・朝霞駅(東上線)

 和光市駅から笹目通りに出て南下し、諏訪神社前から天王坂への道に入る。清戸道の道筋だったというけっこう長い天王坂の坂下近くから八雲神社への石段を上る。以外に小さな社で物寂しく暗い境内だった。笹目通りに戻り、大坂上から旧川越街道に入る。

 朝霞警察署裏の警察の坂は別名のウイッパラ(上の原)の坂の方がいい坂名だと思ったが、今はそんな感じは全くないただの車通行のだけのための殺風景な車道だ。味気ない警察の坂の名で仕方なし。
 朝霞警察署の前から川越街道の旧道に入り、かせぎ坂を下り一乗院へ。一乗院の墓地脇の急な卵塔坂を上り、浄水場の脇の堂山の急坂の元坂を下る。このあたりは膝折宿の上宿があったところ。坂下からひざおり通りに出て朝霞駅方向に向かう途中で四里屋の坂の上りとなり、坂上から朝霞駅に出た。

  旧川越街道のくらやみ坂からかせぎ坂までは、「川越街道の坂」に記載。

    【地図

  写真をクリックすると拡大します。

Dsc03118諏訪神社(白子2-13)

Dsc03122 天王坂(坂下方向) 白子2-28と2-1の間を北西に上る。《地図

牛房から北西に上る坂で、古くは清戸道の道筋だった。坂の横から階段を登れば牛房の鎮守八雲神社(天王様)があるため、天王坂と呼ばれた。『和光市史 民俗編』 清戸道は坂上近くで左へ分岐する道筋だが笹目通りの手前で途切れる。かつては笹目通りを横切り埼玉病院、諏訪原団地の中を通って西に向っていたようだ。

Dsc03138_3 坂上方向

Dsc03137 坂下近くから八雲神社・牛蒡八雲台憩いの森公園へ上る石段

Dsc03130_2 八雲神社(白子2-28)

牛頭天王社。観音堂(観音寺)の境内社として創建されたようだ。

Dsc03136 松竹山観音寺(白子2-28)

江戸時代初期の創建と推定される。

Dsc03133 説明板

Dsc03146警察の坂(坂下方向) 幸町2丁目の朝霞警察署の裏側を北西に下る国道254号。《地図

別名をウイッパラ(上の原)の坂という。下の原地区に対し上の原地区があり、これが訛ったのであろう。『朝霞市史 民俗編』  坂上に上の原公園、旧川越街道沿いにバス停上の原がある。別名の感じは今は全くない。

Dsc03145 坂上方向

正面左が朝霞警察署

Dsc03160 卵塔坂(坂下から) 膝折町1-16の一乗院の南側に沿って南東に上る。《地図

(一乗院墓地(左側)の)卵塔(蘭塔)による坂名だろう。『朝霞市史 民俗編』 「卵塔」とは卵型の墓石のこと。

Dsc03153 坂上方向

Dsc03154 坂下方向

右側が一乗院墓地

Dsc03167 元坂(坂上から) 幸町2-17の膝折浄水場と小寺堂山駐車場の間を北西に下る。《地図

古街道で旧膝折宿があった堂山の急坂をいう。『朝霞市史 民俗編』 右に小寺堂山駐車場がある。左側は膝折浄水場。

Dsc03174 坂上方向

Dsc03182 四里屋の坂(坂上朝霞駅方向) 幸町1丁目と膝折町5丁目の間を北東方向に上るひざおり通り。《地図

現在のひざおり通りで、かつて四里屋という店屋があった。『朝霞市史 民俗編』

Dsc03181 坂下方向

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