新座市の坂-6・所沢市の坂-1
2007年10月1日
新座駅(JR武蔵野線)・・・川越街道(新座和光線)・・・大和田の坂・鬼鹿毛の馬頭観音・・・下倉坂(川越新座線)・木の芽坂(右の写真)・氷川神社・・・鎌倉街道・・・普光明寺・・・大和田観音堂・川越街道・・・英(はなぶさ)橋(柳瀬川)・・・浦和所沢バイパス・・・鎌倉坂(所沢市)・・・柳瀬荘長屋門(所沢市)・・・薬師寺(新座市)・・・中野坂・倶利伽羅不動尊・・・富士講碑・・・新座駅
【地図】
小雨が降る涼しい日、川越街道大和田宿付近の坂道散歩です。車の往来の激しい通りの脇に歴史を感じさせる所もあちこちに残っています。
写真をクリックすると拡大します。
大和田の坂(坂下方向) 大和田小学校入口交差点から北西に下る川越街道。《地図》
大和田宿の面影はない。本陣などもどこにあったのか分からないようだ。
鬼鹿毛の馬頭観音(大和田1-16、大和田の坂の坂上近く)《地図》
『鬼鹿毛伝説』 名馬「鬼鹿毛」が死んでも亡霊となって主人のために走り続けたいう。元禄9年(1696)の建立。高さ約127cmで市内で最大、最古の石造の馬頭観音。保存状態も良く、脇に馬頭観音礼拝塔などもあり信仰の厚さが伺える。
下倉坂 大和田4丁目の氷川神社と大和田5丁目の間を北東に上る川越新座線。《地図》
傾斜はほとんどない。このあたりの地名による坂名か。
木の芽坂 大和田5-7と5-8の間を南東に上る。《地図》
一度平らになってさらに上る。
鎌倉街道 《地図》(氷川神社の後ろ側から。正面右は普光明寺)
久米川宿(東村山)で鎌倉街道の上道と分かれ、柳瀬川沿いを通って宗岡(志木)で荒川を渡っていたという。
享保年間(1716~35)の建立。
源頼家が奉納したという千体地蔵尊が納められている。
小さな屋根はあるがお堂はない。
柳瀬川(英橋から)
鎌倉坂(坂下方向) 所沢市坂之下の浦和所沢バイパスの坂の下交差点から南西に下る。《地図》
鎌倉街道の上道の枝道(羽根倉道)へ通じていた坂だろう。
坂上で浦和所沢バイパスで遮断されその先は途切れる。昔は柳瀬荘あたりから跡見学園女子大の方まで上っていたのだろうか?
柳瀬荘長屋門(所沢市坂之下)
長屋門脇から上る坂 《地図》
坂上で黄林閣へ出る。
柳瀬荘黄林閣(左)に沿う坂 《地図》
黄林閣は国指定重要文化財
中野坂 中野1丁目と2丁目の間を北西に上る川越街道。(坂上方向)《地図》
車の往来が絶えない。
水神様として祀られているという。一番左が倶利伽羅不動だろうか?
「三国第一山」と刻まれているようだ。
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コメント
こんばんわ。質問があるのですが、小田急線沿いに、まっすぐな長い上り坂で、比較的頂上と頂上から見下ろした坂の下の風景が綺麗な坂を知っておられないでしょうか?
もし、知っておられるのでしたら、駅名と簡単な場所を教えていただけないですか?
どの坂もご質問の要件のすべてを満たすものではありませんが、①岡本三丁目の坂「世田谷区の坂-7」(2007年7月18日記載・地図も記載。成城学園前駅か祖師ヶ谷大蔵駅) ②ビール坂「世田谷区の坂-3(2005年11月5日・喜多見駅) ③お茶屋坂「世田谷区の坂-5」(2006年9月23日・成城学園駅か喜多見駅) その他、座間市の北谷戸坂(2006年11月3日・座間駅)、おしな坂(2006年10月30日・座間駅)。海老名市の清水坂・沖の坂(2006年11月13日・厚木駅)、餅屋の坂(2006年11月8日・座間駅)などはどうでしょう。
以上、ご期待に添えないかとは思いますがご容赦を。
投稿: 加藤 | 2007年10月 4日 (木) 22:25