長崎市の坂-4
2008年1月12日
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今回の長崎の坂道散歩の最後は旧長崎街道の蛍茶屋まで。帰路に寄った歴史文化博物館の奉行所ゾーンのお白洲では、長崎くんちにからむ町民間のもめごとを名奉行?がユーモアたっぷりなお裁きで解決するという寸劇をやっていてこれがなかなか面白い。また奉行の一年をドラマ仕立てにした立体映像なども上映されていてなかなか見ごたえがあった。幣振坂①の石段上の道から長崎港と街並みを見ながら長崎駅の方へ下った。
【地図】
写真をクリックすると拡大します。
諏訪神社、松森神社とともに、長崎三社と称された。
右脇に「長崎街道ここに始まる」の石柱。
小倉までは57里(約228km)
旧長崎街道沿いで、「オランダ人出立の場所」と呼ばれ、オランダ商館長らが江戸へ向けて旅立つときはここに集まり、別れの杯をかわし、江戸へ出発した。
写真で見るよりけっこう傾斜がある。
正面の大クスノ木は、住職の話では樹齢500年位。
春徳寺(夫婦川町11)
シーボルト通りの桜馬場中学校の敷地。
桜馬場中学校の校門を入った左側の遅刻坂①の坂下にある。
遅刻坂①(坂上方向) 桜馬場中学校(遅刻坂が載っている)の校門から正面玄関までの94mの上り坂。《地図》
学校の敷地内で一般道ではないが。
伝八さんという慈悲深い人の徳を敬って地元で建てた稲荷。
シーボルト記念館への途中
遅刻坂②(坂上から) 中川2-7と2-2の間を北東に鳴滝高校に上る。
鳴滝高校は唐通事、さかき仁左右衛門の別荘跡。『長崎坂づくし』
正面が鳴滝高校の門。
交差する坂は旧長崎街道のトロトロ坂
戦前二階建ての洋館ミルス邸があた。『長崎坂づくし』
左の石段は中川八幡神社。街道はこの先に進み突当たりで直角に曲がって蛍茶屋に出る。以前はこれを「食違い」と呼んでいた。
昔は蛍が飛び交う名所で、蛍茶屋(別名を甲斐田屋)があり、旅人はここで送別の杯を酌み交わした。
トロトロ坂(中川2丁目の方から) 桜馬場2丁目と中川2丁目の境の古橋を挟んで北西と南東にゆるやかに上る旧長崎街道。右は中川町地蔵堂。
傾斜がゆるやかな、「トロトロ」な坂という意味だろう。
承応3年(1654)唐通事、林仁兵衛が架けたもので中川(なかご)橋と名づけられた。大正7年に少し下流に新しい中川橋ができ、古橋と呼ばれるようになった。石橋としては、4番目に古い橋。
本殿瑞垣には彫刻「職人尽し」が彫られている。
富貴楼(松森神社隣、上西山町5)
卓袱(しっぽく)料理の料亭
(平成29年6月10日で休業となった)
長崎歴史文化博物館(立山1-1)の一部になている。
石段上を左に曲がってさらに上った所から長崎港方向。この坂については「長崎市の坂ー1」に記載。
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