長崎市の坂-9
2008年3月9日
長崎空港 バス→松山町→力馬坂バス停・・・力馬坂(右の写真)・筒水神社・・・三川橋・・・三川川・・・清観橋・・・観音橋・・・七曲り坂・・・御手水(おちょうず)の坂・御手水橋・・・すいこみ坂・・・西山台入口バス停→浦上天主堂前・・・江平中学校・地獄坂③・・・浦上天主堂通り・・・浦上川・・・遅刻坂③・被爆クスの木・長崎西高・・・梁川橋(浦上川)・・・茂里電停
長崎空港では雨は上がっていたが、バスに乗っている間に降り出して力馬坂のバス停に着いた時は本降りとなった。上からの雨と下から跳ね返る雨、坂を流れる雨水を車が通るたびに跳ね上げられ、歩き出してすぐに歩く馬力が消えかかった。
今日はここであきらめて長崎駅に出ようと三川橋バス停で待っている間に雨がやんで空が明るくなった。気を取り直し予定の坂道散歩コースを行くことにした。結局この後も降ったり止んだりの天気ではあったが。
三川川沿いに観音橋まで行き七曲り坂、御手水の坂を上る。坂というより山道という感じで、地図では途中で道筋が途切れている。どこまで上ってもきりがないので適当な所で引き返す。清観橋まで戻り、すいこみ坂を上る。見事な急坂で坂下方向の眺めがいい。坂上の西山台からバスで浦上天主堂前まで下る。長崎大の北側沿いに江平中学校まで上り、地獄坂③を下る。地獄と呼ぶような急坂でもなく、長崎では普通の坂のようだが。まあ極楽坂ではないだろうが。坂下から浦上天主堂通りに出て、松山町交差点から長崎電気軌道、長崎本線を横切り、浦上川沿いに長崎西高に向かう。正門前に上る急坂が遅刻坂③だ。瓊浦中学の時からこの愛称で呼ばれていたという。なるほど納得の坂名だ。坂下から新浦上街道の茂里電停へ出て長崎駅へ向かった。明日は天気が良さそうだ。
【地図】
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力馬坂(坂下方向) 川平町の「力馬坂バス停」前の坂。江戸時代の西山街道。
①昔、殿様が草住神社の浦上川対岸の広場で、力士や馬を休ませたことからついた坂名という。②殿様が休憩をして、食(じき)事をした場所で、食場(じきば)と呼ばれていたのがいつからか力馬になったとも。
昔は狭い道で浦上川に落ちて死んだ人もいたという。
三川川の観音橋を渡って左右に上る坂。
白いガードレール沿いに曲がりながら上って行く。
手水という地名は清水が湧く所という意味。
清観橋(三川川)から南西方向に西山台の峠の坂バス停あたりまで上る。
吸い込まれそうな急坂という意味。
正面の雲に覆われているのは帆場岳(505m)か?
正面は天竺山(387m)か?
地獄坂③(坂上から) 江平2丁目の江平中学校の前から南西方向に下る細い坂。(由良商店と駐車場の間を下る。) 《地図》
冬、坂道が凍った時はロープを張ってそれに伝わり上り下りするという。『長崎坂づくし』 これくらいの坂は長崎には珍しくもないと思うが。
爆心地から南西約500mで、崩壊した鎮西学院があった。手前は浦上川。
正面が長崎西高校(旧瓊浦中学)、右が被爆クスの木。けっこうな急坂で、夏場この坂を遅刻しないように駆け上がったら1時間目の授業は身に入らないかも。
何か行事でもあったのか、日曜の5時を過ぎているのに生徒が登下校?している。
説明文中央あたりに「遅刻坂」とある。
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コメント
2年ほど前に雨の三川町を歩いた時のことを、懐かしく思い出しました。
あちこちと身体にガタがきていますが、歩いている時の方が調子がいいです。
まだまだ行きたい所が沢山あります。歩けるうちに坂道散歩を楽しみたいと思っています。
投稿: りんごさんへ(坂道散歩から) | 2010年4月16日 (金) 07:58
三川町に住んでいます。地元にいても、坂の名前や橋の名前は知らなかったので、楽しく見せていただきました(^o^)/ かなり歩かれたのでしょうね。すごいですね!
投稿: りんご | 2010年4月15日 (木) 22:54