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2008年5月23日 (金)

足利市(栃木県)の坂

2008年5月23日

Img_8156 足利市駅(東武伊勢崎線)・・・中橋(渡良瀬川)・・・足利デパート・・・法玄寺・・・織姫神社・機神(はたがみ)山山頂古墳・行基平古墳・・・三宝院・・・常念寺(足利七福神毘沙門天)・観音坂・子安観音堂・・・厳島神社①(長尾弁天・足利七福神の弁財天)・・・二重坂(の切通し(上の写真)・二重坂の地蔵・・・足利公園・足利公園古墳群・・・八雲神社①・・・福厳寺(足利七福神の布袋尊)・・・八雲神社②・・・鑁阿(ばんな)寺(足利七福神の大黒天)・・・御嶽神社(蔵王宮?)・・・御影寺・・・県立図書館・・・八幡神社・・・厳島神社②・・・善徳寺・・・足利学校・・・足利市駅

 足利氏発祥の地、織物業で栄えた足利市の坂道散歩です。暑くはなるとは予想していたが、今日は隣りの館林市(群馬県)では最高気温が32.2度だった。
 織姫神社の石段を上り、少し上の機神山山頂古墳(標高118m位)に上るだけで汗びっしょりになった。このあたりは両崖山の尾根の最南端で月見ケ丘といい、行基が月見の宴を開いたので行基平という名も残る。ここから長林寺へ向おうとしたが、両崖山の方へ上ってしまったり、行き止まりの道に入ってしまい、散歩中の人に聞いてもよく分からないようなので、再び織姫神社へ出てから石段を下った。鳥居脇の自然水が美味かった。

 三宝院から中央通りに出ると常念寺で、その西側を観音坂の石段が上っている。坂上の子安観音堂から両崖山へのハイキングコースに通られている道で一般道の坂ではない。常念寺から西に行くと中央通りの車道の両側は切通しの崖となる。どちらかの崖上に二重坂の地蔵が座っていて、切通された二重坂があるはずだが地蔵の姿は見えない。北側の崖の方だと検討をつけ細い道を入ってみたが行き止まってしまうようだ。民家が建て混んでいてあまりうろついているのもまずいので、南側の崖の方の探索に入る。

 観音坂の坂下、常念寺の向かい側から坂が緑町配水場の方へ上っている。途中から崖の方へ入る小道があるかもと思っていたら、すぐに右に入る道があり、少し上ると赤土のむき出た崖下に「足利開鑿二重坂之碑」が立っていた。切通しを抜けると道は細くなり、下の車道と平行して下って行く。見上げると左の崖の上(車道の崖上ではなかった)に地蔵さんがひっそりと座っていた。嬉しくなりほっとした。地蔵さんの所まで細い階段がつけられ、地蔵の前には花が供えられていた。もとは二重坂は地蔵さんの高さまで上って下っていたのを、切通して道を切り下げたので地蔵さんは崖上に残ったのだろうと勝手に推測した。折角、開鑿された道も今はあまり使われていない廃道寸前のようで、切通しの崖下には車が放置され、その先は細くなり民家の前の、人が一人通れる位の道になっている。道同様、開鑿碑も忘れられ気づく人も読む人もいないだろう。下の車道を走る車も地蔵さんが崖上から交通安全を祈ってじっと見守ってくれていることも知らずにスイスイ通過して行くだけだ。

 予定の坂は見つけられたし、後は気が楽だ。日本で一番最初に調査されたという足利公園古墳群から、「九・一そば」の第一立花で昼休みを取り、見学者の多い、読むのも書くのも難しい鑁阿寺、有名な足利学校などを回り、再び中橋渡って足利市駅に戻った。

  【ルート地図

 写真をクリックすると拡大します。

Img_8061 渡良瀬川(中橋から上流方向)

Img_8064 足利デパート

昭和25年創業の学校の制服を主に販売の衣料店のようだ。建物といい「デパート」といいいちょっとレトロっぽい所がいい。

Img_8067 法玄寺

Img_8069 説明板

Img_8070 織姫神社 【ルート地図】の①

ここから229段の階段を上ると織姫山(機神山)の中腹に社殿がある。

Img_8072 説明板

Img_8074 自然水

顔を近づけると自動的に水が出てくる、まさに「自然水」のすぐれもの。

Img_8075 説明板

Img_8080 織姫神社

約1300年の伝統を持つ足利織物の守り神。昭和12年にここに遷座。

Img_8085_2 説明板

Img_8083 渡良瀬川方向

Img_8090 機神山山頂古墳(織姫神社からさらに上った所) 前方部西側から

6世紀半ば頃築造の全長約36mの前方後円墳。

Img_8091 説明板

Img_8092 横穴石室

後円部の墳頂下

Img_8094 胴張りの無袖型で、南に開口。

Img_8102中央が機神山古墳

Img_8103 前方部から後円部方向(東側)

Img_8104 行基平古墳 《地図

機神山山頂古墳の北側。このあたりで行基が月見の宴を催したという。

Img_8105 前方部南側から

前方部を南に向けた全長約36mの前方後円墳。機神山山頂古墳より早い5~6世紀の築造と推定される。

Img_8202 厳島神社①

足利七福神の長尾「弁財天」

Img_8110 説明板

Img_8115 三宝院

藤原秀郷の子孫という藤姓足利氏の足利五郎太藤原行国の墓がある。足利藤原氏は源平合戦の時、平氏に味方し源頼朝に滅ぼされた。足利尊氏は清和源氏の家系。

Img_8114_2 説明板

Img_8121 常念寺(通7-3094)

時宗の寺、足利七福神の毘沙門天

Img_8120 説明板

Img_8137 観音坂 常念寺の西側を北西に上る石段。【ルート地図】の②

坂上に子安観音堂、右側は常念寺

Img_8135 坂下方向

左は常念寺

Img_8122 観音堂

幟には、「足利坂東三十一番子安観世音菩薩 多宝山 福厳寺」とある。

Img_8126堂内の子安観音

Img_8131 観音山、天狗山から両崖山(251m)へ続くハイキングコースの道。

正面の新しい馬頭観音碑の後ろ側を登って行くようだ。両崖山には藤原(足利)成行が天喜2年(1054)に築城した足利城(両崖山城)があった。

Img_8133 観音坂(坂下方向)

Img_8119 常念寺前の切通しの車道

左側の崖の裏側に、切通しの道の二重坂、二重坂の地蔵がある。

Img_8139_2 二重坂(坂上方向) 常念寺の向かい側から緑町配水場の方へ上り、途中から北西(右)に上り、車道の方へ下る。【ルート地図】の③

左下に「足利開鑿二重坂之碑」

二重の意味が分からない。

Img_8142 上部に「足利開鑿二重坂之碑」

本文は全部漢字でよみづらい。最後に明治11年9月とある。

Img_8144_2 坂下方向

Img_8145 坂上方向

左の方へゆるくカーブ。

Img_8153 崖上に地蔵

Img_8151 二重坂の地蔵

台座の左側面に宝暦13年(1763)と彫られている。

Img_8149 地蔵の所から車道を見下ろす。

Img_8152 道は細くなって車道へ出る。

もう民家の私道のような感じだ。

Img_8174 緑町配水場(左)へ上る坂から

「近代水道百選」に選ばれている配水場

Img_8179 足利公園古墳群案内板

Img_8186 説明板

Img_8183 2号円墳

Img_8192 八雲神社①

Img_8193 神鏡説明板

Img_8200 福厳寺 【ルート地図】の④

足利七福神の布袋尊

Img_8197 説明板

Img_8199 セキ(咳)地蔵

百日咳、ぜんそくなど咳の病にご利益あり。

Img_8198 説明板

Img_8203 八雲神社②

Img_8206 織姫交番

近くの織姫神社と合わせたデザイン・カラー(紅白)にしているのだろう。

Img_8218 鑁阿(ばんな)寺配置図

鑁(ばん)・阿(あ)はそれぞれ金剛・胎蔵の大日如来をあらわす種子で真言宗の理想を示す文字という。

Img_8219 説明板

Img_8212反り橋(太鼓橋)と楼門(山門)

Img_8215 説明板

Img_8221 鐘楼

Img_8220 説明板

Img_8224 大銀杏

Img_8225 説明板

Img_8226 多宝塔

Img_8228 説明板

Img_8230 経堂

Img_8229 説明板

Img_8233 中御堂(不動堂)

Img_8238 本堂

Img_8234 説明板

Img_8241 東門

Img_8240 説明板

*********************************************

Img_8265 足利学校入徳門 【ルート地図】の⑤

奥が学校門

Img_8254 稲荷社

Img_8253 説明板

Img_8258 遺蹟図書館

Img_8257 説明板

Img_8256 孔子廟

Img_8255 説明板

Img_8260 方丈(手前)・庫裏・書院

Img_8261説明板

Img_8264 庠主(学長)墓

Img_8263 説明板

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