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2008年7月 2日 (水)

秩父の坂(秩父巡礼道)-5

2008年7月2日

Img_0031 浦山口駅(秩父鉄道)・・・光西寺・・・二十八番橋立堂・・・諸下橋(橋立川)・・・旧名主家・諸の高札場跡・地蔵尊・・・諸の翁塚・・・諸上橋(浦山川)・・・花御堂橋・・・二十九番長泉院・・・清雲寺・若御子神社・・・(武州中川駅)・・・彩甲斐街道(国道140号・秩父往還)・・・即道薬師堂・・・安谷川・・・(武州日野駅)・・・秩父往還旧道・・・延命地蔵菩薩・・・将門橋(押手沢)・・・薬師堂・・・湯ノ入橋(湯ノ入沢)・・・薬師堂・・・高橋(谷津川)・・・(秩父鉄道)・・・笠間稲荷・・・三十番法雲寺・・・三十一番観音院への分岐・・・白久駅(秩父鉄道)

 梅雨の晴れ間の蒸し暑い中を秩父札所二十八番橋立堂から三十番法雲寺までの坂道散歩です。札所より鍾乳洞の方が有名な二十八番から諸下橋を渡り、左に上って旧名主家、高札場跡、地蔵尊が残る細い巡礼道を行く。この先で二十九番への古い巡礼道は浦山川のキャンプ場へ下り、川を渡るのだが道筋がはっきりせず。諸の翁塚の前を通る道を行く。浦山ダムが近づいてくる所で諸上橋を渡って坂(上の写真)を上ると、参道の入口に見事なシダレザクラの木が立つ二十九番長泉寺に出る。

 三十番へ向う途中の法雲寺前のシダレザクラ(エドヒガンザクラ)は県下で最大という。この寺は幕末に法雲寺事件があった所だ。地蔵道標などが並ぶ廃寺跡から右に入り、武州中川駅のそばで秩父鉄道を渡り、国道140号(秩父往還)に出て西に進む。安谷川を越え、武州日野駅を過ぎ、左に秩父往還の旧道に入る。薬師堂を過ぎ将門橋を渡り、谷津川の高橋から秩父鉄道を渡り、江戸巡礼古道に入り途中に道祖神の小祠のある林間を上る。しばらく行くと白久駅からの巡礼道と合流して三十番へと上って行く。本尊の如意輪観音は楊貴妃観音とも呼ばれ、マリア観音もあるエキゾチックな三十番法雲寺から白久駅に下った。途中で三十一番への江戸巡礼古道が分かれていた。三十一番までは20km近くあるようだ。7月に入り梅雨の湿気と暑さが増してきた。もう坂道散歩の季節ではないのだろう。本尊総開帳は今月18日まで、ちょうど梅雨明けの頃か。それまでには三十四番まで歩くつもりだが。

  参考:『秩父三十四観音霊場』(秩父札所連合会)

  【ルート地図

 写真をクリックすると拡大します。

Img_9978 浦山口駅から二十八番橋立堂への巡礼道

電柱下に道標:左裏面に「みぎ二十八番」

Img_9981 右側の光西寺の前に地蔵の小祠

Img_0002_2 二十八番橋立堂 【ルート地図】の①

大石灰岩の真下に立つ観音堂。堂の左下が橋立鍾乳洞の入口。

Img_9992 説明板

Img_9997 観音堂

本尊は馬頭観音

Img_9994 馬堂

Img_9995 白馬と栗毛馬の彫像

左甚五郎の作とする木札が打ちつけられている。

Img_0007 諸下橋(橋立川)

Img_0010 巡礼道は県道を離れ左へ上る。

Img_0011 旧名主家(左)とヒバの木(正面)

Img_0013 諸の高札場跡(右)・地蔵菩薩(左奥) 【ルート地図】の②

Img_0014 高札場の説明板

Img_0015 土台の石が残っている。

向い側には地蔵が立っている。

Img_0017 石の道標は「みぎ 二十九番 ひだり 日原」・新しいアクリルプレートの道標は、「←29番寺」

右へ曲がる巡礼道は、県道を横切り、浦山川のキャンプ場へ下り、川を渡り上って二十九番へ向うのだが、キャンプ場への下り口が分からず。新道の方を進んだ。

Img_0023 諸の翁塚 《地図

「草臥(くたび)れて 宿かる頃や 藤の花」 芭蕉

もとは諸下橋の脇にあった。

Img_0024 説明板

Img_0029 諸上橋から浦山ダム

Img_0030 諸上橋から二十九番へ上る坂 【ルート地図】の③

Img_0034 二十九番長泉院前のシダレザクラ

Img_0036 長泉院の参道入口 《地図

右は延命地蔵

Img_0038 説明板

Img_0041 本堂(観音堂)

別名を「石札堂」

Img_0052 清雲寺前の枝垂性のエドヒガンザクラ 《地図

埼玉県内で最も巨大という。

Img_0053 説明板

Img_0045 本堂

Img_0048清雲寺事件説明板

Img_0062 若御子神社

神武天皇を祀る。南に若御子山(853m)がそびえる。

Img_0056 由来書

Img_0057 若御子断層洞説明板

Img_0067 寺院跡に並ぶ石造物

右端の頭の欠けた地蔵は台座に、「右三十番」とある。明和7年(1770)銘がある。

Img_0068 三十番への江戸巡礼古道

Img_0069 分岐に立つ巳待塔(宝暦3年(1753))と道標「→札所三十番道」

Img_0073 武州中川駅(写真の右手前)近く

Img_0077 薬師堂 《地図

Img_0074 説明板

Img_0075_2薬師如来立像

上半身は隠されていたようだ。写真が切れているのではない。作者の即道は駿足だったといい、伝説の羊太夫を思い出した。上田野の薬師堂のそばには即道神社があり、即道の爪彫りの文字石が祀られているという。

Img_0081 馬頭観音(嘉永5年(1852))

国道140号沿い

Img_0083 国道140号から離れ左へ秩父往還の旧道へ入る。

Img_0086 分岐点の道標(三峰山講中の建立)

右側面に「三峰山新道」・左側面に「左旧道」

Img_0087 延命地蔵菩薩(宝暦14年(1764))

台座に「右浄光寺道 左大宮道」とあるそうだ。浄光寺は秩父鉄道の南側にある、大宮は秩父市街地。

Img_0088 将門橋の方へ下って行く巡礼道

Img_0090_2 将門橋 【ルート地図】の④

この橋の由来話はどのようなものなのか?手前右の馬頭観音がある。渡った左側にもある。

Img_0095 薬師堂

薬師像と馬頭観音(文化3年(1806))と地蔵が2体。

Img_0096 小さな木造薬師如来座像

Img_0099 秩父鉄道沿いの巡礼道

「熊出没注意」の看板

Img_0104 薬師堂

今にも崩れそうだ。薬師像があったかは未確認。

Img_0110白久の串人形の看板

三十番の縁日や神社の祭礼などで人形芝居が演じられた。

Img_0114 高橋(谷津川)手前の馬頭観音

享和3年(1803)

Img_0115 民家の脇を入る巡礼道

Img_0116 手前に立つ馬頭観音

Img_0118 笠間稲荷の小祠

Img_0119 林間を上る巡礼道

Img_0123 双体道祖神

平成になってここに移設されたもの。

Img_0124三十番へ車道へ出て右に上る。

Img_0131 三十番法雲寺 【ルート地図】の⑤

Img_0130 説明板

Img_0134 観音堂

本尊は唐の玄宗皇帝の作と伝え、楊貴妃観音とも呼ばれる如意輪観音で、開祖の道陰物恵禅師が楊貴妃の鏡とともに、中国から当寺へ伝えたという。
マリア観音と呼ばれる石像もあるというが見逃した。

Img_0139 三十一番への道標

白久駅へ下る途中から左へ入る。

Img_0140 三十一番への江戸巡礼古道

三十番から三十一番への間が秩父札所の中で一番距離がある。それでも18kmほどで、四国の札所に比べれば大したことはないが。

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