四国遍路道(高知県-13)
2008年10月26日
民宿みやこ・・・浮津橋(東分川)・・・大師堂・・・湊川・・・松原大橋・・・入野松原・・・大方あかつき館・・・賀茂八幡宮・賀茂神社・・・(土佐くろしお鉄道中村線)・・・国道56号・・・蛎瀬(かきせ)川・・・逢坂・逢坂トンネル(210m)・・・古津賀古墳・古津賀神社・・・県道333号・・・春日神社・・・八宗田排水機場・・・石見寺(番外霊場)・厳島神社・・・安並運動公園・・・後川橋(後川)・・・奥御前宮・・・幡多郡奉行所跡・・・行余館跡(藩校)・・・中村大神宮・・・旅館和加松
小雨の中を国道56号を進み大師堂の先で入野海岸、入野松原の方へ遍路道に入る。日曜のせいか雨にもかかわらず朝早くから車で来ている家族連れ、サーフィンを楽しむ若者たちで海岸は賑わっている。38番金剛福寺へは海岸寄りを行って県道42号に出て南下し、四万十大橋を渡った方が近道だが、今回の四国遍路道の坂道散歩もそろそろ打ち止めにするので、賀茂八満宮のあたりで海岸から離れ、土佐入野駅近くで土佐くろしお鉄道を渡り国道56号に出て、四万十川と後川に挟まれた中村の町を目指す。照明がやけに明るい焼坂トンネルを抜けると黒潮町から四万十市(旧中村市)に入る。黒潮町の手前に四万十町(旧窪川町)もある。ポピュラーな四万十(川)の名をつけたいのだろう。
古津賀駅を過ぎ、古津賀神社が乗る古津賀古墳の石室を見て、後川の手前で国道56号から離れ、後川の上流へ県道333号を石見寺を目指す。八宗田排水機場あたりから道がはっきりしない。道標もなく、田畑の中の道で聞こうにも誰も通らない。石見寺は70mの高さにある。右前方の丘上にお堂のようなものが見えるが高さが70mもあるようには見えないが、取り合えず行って見ることにする。集落の一角に「古刹石見寺」の石柱があった。しかしその後ろは民家で上る道はない。ちょうど通りかかった男性に脇から上る道を教わる。途中から薄暗い急坂(上の写真)になり最後は石段が山門へ続いていた。やっぱりこの道が表参道なのだろう。昔は札所の一つだったという境内はけっこう広く、静かで落ち着いた雰囲気だ。
石見寺から下って後川橋を渡り、一条教房が応仁の乱を避け京から下向して幡多地方の中心地として栄えた中村の町に入る。雨も降っているし、3時を過ぎているので町中の散策は明日にして早めに旅館和加松に入る。今日の泊り客は私一人。先週の四万十川ウルトラマラソン(100km)の時はてんてこ舞いの忙しさだったそうだ。旅館で経営する近くの割烹わかまつで夕食だ。明日はのんびりと中村の町を歩いてから高知駅に向うだけなので気楽な気分だ。旨い酒と料理で久しぶりにゆっくりとくつろいでから旅館に戻り、女将と長話し。今日は少し夜更かしして、(といっても11時頃までだが)静かな部屋で少し?酔っ払って朝までぐっすりだった。
【ルート地図】
*参考:『黒潮町公式ホームページ』・『四万十タウンマップ』
写真をクリックすると拡大します。
長さ4km、幅550mに数万本の松が並ぶ。天正年間(1573年~92年)に長宗我部氏の中村城代谷忠兵衛が植えたのが始めと伝える防潮林。
野宿遍路ではない、日曜なので昨日から家族連れのキャンプだろう。
いい波が来てサーフィンを楽しんでいる。ウエットスーツを着ていても冷たいだろう。
郷土出身の作家、上林暁文学館などが入っている。
磨り減っていて今は判読困難だ。
冒頭の嘉永七甲寅は、この年の10月27日に安政に改元されていて、碑文作成者の勘違いらしい。
入野の総鎮守
土佐くろしお鉄道中村線
特急のようだ。
逢坂峠、逢坂トンネルへ上る。
逢坂トンネル
こんなに明るいと歩きやすく有りがたいが、ちょっともったいない気もする。
トンネルを抜けて黒潮町から四万十市へ下る。
6世紀後半から7世紀前半の円墳
幡多郷土資料館は四万十市郷土資料館のこと。
天井石か
四万十市郷土資料館にて(10/27)
古墳の上に建つ。
石見寺への途中
こちらから上るのが本来の表参道だったのだろう。今は五輪塔?の先には民家が建ち道は続いていない。
昔は八十八ヵ所札所の一つだったという。境内は広く、以前はユースホステルもあった。
観音さんのような小さな木像。
厳島神社への急な参道(石見寺へ上る参拝用の車道の入口近く。)
この上に小社がある。
正面の城は愛知県の犬山城をモデルに建築された、四万十市立郷土資料館。
承久の昔(1221年頃)、土御門上皇の遷幸の際の行在所跡(仮の御所)で、上皇が鞍馬の貴船神社から勧請した神社。境内に一条教房の墓もあるようだ。
今は中村拘置支所
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