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2009年4月 1日 (水)

四国遍路道(愛媛県-14)

2009年3月13日

Img_9581_3  松屋旅館・・・県道126号・・・古子川・・・村山神社・・・面白川・・・平八幡神社・・・鎌谷川・・・豊岡川・・・西谷川・・・天地親師神社・長谷川・・・喜蔵川・・・樋之尾谷川・・・大谷川・・・ひよけ大師・・・井関川・・・不老谷川・・・宮川・・・(松山自動車道)・・・銅山川発電所・・・65番三角寺・・・ゆらぎ休憩所(平山)・・・(高知自動車道)・・・椿堂秋葉神社・・・椿堂(常福寺・別格二十霊場第13番札所)・・・国道192号・・・境目トンネル(855m)・・・(徳島県三好市)・・・民宿岡田

 雨、時々突風の中を65番三角寺に上り、椿堂に下り、境目峠を越えて徳島県三好市に入り、66番雲辺寺の麓の民宿岡田までのお遍路です。松屋旅館を雨衣上下を着、傘をさして県道126号を東へ向う。突風にあおられ傘は役立たずで壊れそうになり雨衣だけで歩く。この方が全然歩きやすい。雨は滲みこまず寒くもない。

 赤星駅の近くに番外霊場の三福寺があるが、地図を見るのが面倒で行き過ぎてしまい今回はパス。燧灘(ひうちなだ)の港に注ぐ小さな川をいくつも越えて先を急ぐ。国道11号を逆打ちだろうか、自転車遍路が3.4人雨に打たれ、突風に煽られ止まりそうになりながら進んで行く。こんな日は平坦な道でも自転車も楽ではないだろう。

 伊予三島駅の手前で県道から遍路道に入り、ひよけ大師で小休止する。松山自動車道をくぐると道標が立っていて、その先を右に曲がり銅山川発電所の前を通って三角寺の山道へ入る。山の中の方が風も弱く、山道も木々に覆われ濡れていない所が多くて歩きやすい。途中一ヶ所直進すべき所を道なりにカーブして上り、そのまま道が途切れて林間に入ってしまったが、さほどの時間も苦労もかからず車道と合流した。ここは標高330mで、後は三角寺(標高500m)までの車道歩きとなり、急勾配の蹴上げの高い石段を上ると山門だ。

 65番三角寺はこんな天気のせいか閑散としていた。ぐるっと、ざっと参拝して椿堂へ向う。椿堂まではどんどん下って行くばかりで楽な道のりと思っていたがそうでもない。車の往来も少なく歩きやすい道だがけっこうな起伏があり、雨と風で疲れも増してきた。平山の「ゆらぎ休憩所」で休んで、高知自動車道をくぐり(上の写真)、国道192号と合流する所にある椿堂へと下って行った。椿堂からは国道192号の境目峠越えとなる。以前から地図を見てこの道は長い上りで、道沿いには見るべきものもなく、車の通行量の多い、いやな道だと思い込んでいた。まして雨風だし気が重いが、まだ時間も早いしゆっくり前進することにする。確かに歩きがいのある道ではないが、歩道もついているし車の往来もさほどではない。

 本来なら自動車の爆音が轟くトンネル歩きは苦手なので、バス停の七田から旧道を上り、境目峠を越えるのだがこの天気だし境目トンネルを抜けることにした。トンネル内は明るく、もう何度かトンネルを通って慣れてきているのだろう、難なく?抜けて徳島県三好市へと入った。ちょうどここは愛媛県と香川県と徳島県が境を接する所で、それで境目峠だ。国道を下り左に入り、生徒がいるのだろうか、ひっそりとした感じの佐野小学校の先の民宿岡田に着いた。まだ4時前だ、今回で一番早い宿入りとなった。「雨にも負けず、風にも負けず」?に歩けてまあ納得の1日だった。

 今日の泊り客は3人で、米国人の男性は親子連れの歩き遍路だが、子の方が足を痛めて先に電車で観音寺の方へ向ったそうだ。もう一人は富山県射水市の人で歩き中心で時々電車も利用しながら巡っているという。岡田の主人は夕食中、給仕をしながら話に加わりいろんな情報、遍路の話、写真などを見せてくれて楽しいひと時だった。やっぱり夕食は歩き遍路と一緒なのがいい。明日は雲辺寺への上りだ。冬型の気圧配置になり北風が強まるという。今日一日中、雨と風の中を歩いたせいか、少しぐらいの悪天候でもなんとかなるような気がしてきた。でも雲辺寺は900mの高さだ。天気がいいに越したことはないが。

  【ルート地図

  写真をクリックすると拡大します。

Img_9542 山は雨に煙っている。

Img_9544 村山神社

宇摩郡の総鎮守

Img_9543 説明板

Img_9545 平八幡神社

Img_9547 造り酒屋

Img_9548 ひよけ大師 【ルート地図】の①

石柱は「石床大師堂」、由来等は分からず。

Img_9550 遍路石

Img_9549 説明板

Img_9551雨の中を行く遍路を見守る地蔵さん

Img_9554道標

松山自動車道をくぐった所。

Img_9552 説明板

Img_9559 三角寺への途中から瀬戸内海

Img_9564

Img_9566 65番三角寺 【ルート地図】の③

石段は急で、一茶の「これでこそ登りがいある山桜」の句碑がある。山頭火も「上へ下へ別れ去る坂のけはしい紅葉」と詠んで雲辺寺へ向い、松山へ引き返す俳友の高橋一洵との別れを惜しんだ。

Img_9569 略縁起

Img_9571本堂

ニ層の金閣寺造りで、大師が降伏護摩秘法を修した護摩壇が三角なのでこの寺名になった。三角池もある。

Img_9572 大師堂

Img_9574 椿堂への遍路道から川之江方向

Img_9575 川之江のまち

今は四国中央市

Img_9576 川之江

Img_9578 ゆらぎ休憩所(平山バス停そば)

Img_9577案内板

雲辺寺は29kmか。

Img_9580 ここにも休憩所

Img_9582 国道192号へと下る。

Img_9583 椿堂秋葉神社

Img_9587 椿堂(常福寺・別格二十霊場第13番札所) 【ルート地図】の④

大師が病封じの祈祷をして立てた杖から椿が芽吹き大樹になった。

Img_9584 説明板

Img_9586 おさわり大師

Img_9585由来

Img_9591 火伏不動尊

Img_9592 境目トンネル(855m) 【ルート地図】の⑤

愛媛県と徳島県の境で標高は300mぐらい。

Img_9593_2 トンネル内

明るいので車の轟音もさほど苦にならず。

Img_9597 地蔵尊

トンネルを抜けて下る途中

Img_9598 ここにも地蔵さん(大宗谷バス停の所)

Img_9601 民宿岡田

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