獅子ケ滝・鎌北湖・宿谷の滝
2009年4月10日
東毛呂駅(東武越生線)・・・出雲伊波比(いずもいわい)神社・・・(JR八高線)・・・高福寺橋(毛呂川)・・・稲荷社・・・高福寺・・・庚申堂・・・新川橋(阿諏訪川)・・・八坂神社・・・獅子ケ滝・・・一本杉峠分岐・・・鎌北湖・・・宿谷(しゅくや)の滝・・・宿谷地蔵尊・山根六角塔婆・・・毛呂山総合公園・・・県道30号・・・(八高線)・・・新しき村・・・武州長瀬駅(東武越生線)
初夏のような陽気の下、散り始めた桜吹雪が舞う中を鶯の音を聞きながら、のどかな毛呂山町の坂道散歩です。
【地図】
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本殿は亨祿元年(1528)に毛呂顕繁が再建。一間社流造、県内最古の神社建築で、棟札二面と併せて国の重要文化財に指定。
慶長10年(1605)に開山の曹洞宗の寺。道元禅師が説いた典座経典から生まれた「典座料理」(精進料理)で有名。
右は桂木観音から大高取山への道、獅子ケ滝へは左の道。
鶴ヶ島ゴルフ倶楽部で行き止まり、扉を開けて入れるようだが、そこまでして行く気にもなれず。後で調べると雷電神社はここから20分ほど上った竜谷山城の山頂にあるそうだ。
左に石仏、右にキリスト教の小屋(物置?礼拝堂?) 奥は墓地の奇妙な空間。
「我らの国籍は天に在り」毛呂教会
高さ3m、まあこんなものだとは思っていたが、予想通りで少しがっかり。
昭和10年に完成した周囲約2kmの農業用貯水の人造湖。「乙女の湖」とも呼ばれている。
正面の桜が湖面に倒れかかって咲いている。
三匹の犬の像が祀ってある。猟犬の魂を鎮めるために猟友会の有志により建立 されたそうだ。
別名信太の滝ともいわれ古くは修験の場でもあった。
まあ獅子ケ滝よりは少しは滝らしいか。
正面の小堂
豊臣秀吉との小田原合戦の時、田波目(たわめ)城主(「新しき村」の南東の城山・坂戸市多和目)の宿谷本重は北条方として参戦した。廃城後、本重は先祖ゆかりの宿谷の地に身を寄せた。本重の孫の重本は川越城主、松平信綱に重用された。重本は寛文12年(1672)にこの地蔵を建立した。
山根六角塔婆 (宿谷地蔵尊の裏側)
貞和2年(1346)の建立。一枚は失われている。
「財団法人新しき村」とある。こんな汚れて古ぼけて読みづらいものは、「新しき」ものと取り替えたほうがよいのでは。
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