中野区の坂ー2
2009年7月10日
江古田駅(西武池袋線)・・・(仙川通り)・・・(新江古田駅)・・・江古田通り・・・江古田川・・・江古田の森公園・北江古田公園・・・氷川神社・・・東福寺・・・下の原橋(江古田川)・熊の坂・・・東橋(江古田川)・・・水の塔公園(野方配水塔)・・・蓮華寺・・・下田橋(妙正寺川)・・・北野神社・・・哲学堂公園・経験坂・・・葛谷御霊神社・・・三井文庫・・・新井薬師(梅照院)・・・新井薬師駅(西武新宿線)
中野区には何故か坂名のついている坂は少ない。あちこち調べて熊の坂を見つけ出したが、今も坂として残っているのか半信半疑で訪ねてみた。経験坂は哲学堂公園の案内図で見つけた公園内の坂。どちらも魅力的とは言えない坂だが、2つの坂が追加できて、まずは大収穫というところか。
【地図】
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氷川神社(江古田3-13)
10月第一日曜の例祭には江古田獅子舞が奉納される。
昭和7年までは本堂だった。
もとは熊野八幡神社(右)は熊の坂にあった。北野天満社は、北側の天神山(今の江古田の森公園あたり)にあった。両社ともこんな小さな石祠になり、神社の片隅にひっそり祀られている。
徳川将軍家の御膳所だった。
熊の坂 下の原橋(江古田川)あたりから江原町1丁目と2丁目の間を北東に上る。
今は氷川神社内にある熊野八幡神社がこのあたりにあった。
隣りに「第三熊の坂」がある。
現在は災害用給水槽となっている。
昔は神事の「おびしゃ」が行われていた。
このあたりは和田山と呼ばれ、和田義盛の館跡という。
右側に天狗、左側に幽霊の彫刻像を置く。この地に天狗松と幽霊梅があったことにちなむ。天狗は物的で、幽霊は心的なもので物質界・精神界とも根底に不可思議が存在している、という圓了の妖怪観にもとづき、不可解の象徴とみなした。
釈迦・孔子・カント・ソクラテスの「四聖」を東西の哲学者の代表として祀るために建てられた。
聖徳太子・菅原道真(日本)・荘子・朱子(中国)・龍樹・迦毘羅仙(印度)の六人を東洋的「六賢」として祀る。
哲学が宇宙の真理を研究する学問であるとの観点にもとづく講堂。
葛谷御霊(くずのやごりょう)神社(新宿区西落合2-17)
備射祭と葛ケ谷囃子は今でも行われているのだろうか。「備射祭」は北野神社の「おびしゃ」と同じ神事だろう。境内に「イボ取り」の疣天神社がある。
坂名はないようだ。
もとは三井坂(『品川区の坂②』)にあった。
本尊は、薬師如来と如意輪観音の
ニ仏一体の黄金仏という。背中会わせに彫られているのだろうか?
巣鴨のとげぬき地蔵の「洗い観音」のような、行列はできていない。
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