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2009年12月 4日 (金)

日光街道(徳次郎宿→大沢宿→今市宿)

2009年11月28日

Img_1919 JR宇都宮駅 バス→文星大学前・・・釜川・・・光明寺・・・(宇都宮北道路)・・・高谷林の一里塚跡・・・(東北自動車道)・・・薬師堂・・・(国道293号)・・・徳次郎宿・智賀都神社・・・宝木用水・二宮堰・・・大網下橋?(田川)・・・国道119号・・・石那田(六本木)の一里塚跡・・・田川大橋(田川)・・・石那田八坂神社・・・お願い地蔵・・・新渡神社・・・上小池の一里塚跡あたり・・・日光杉並木寄進碑・・・大沢宿・・・王子神社・・・龍蔵寺・・・八坂神社・・・水無の一里塚跡・・・来迎寺・・・さくらすぎ(桜杉)・・・七本桜の一里塚跡・・・(国道461号)・・・(東武日光線)・・・追分地蔵(日光西街道(壬生道)・日光例幣使街道合流点)・・・下今市駅(東武日光線)

 宇都宮の朝は冷えるかと思っていたが、そうでもない。今日は車がひっきりなしに行き交う国道119号歩きで見るべき所も少ない。徳次郎宿、大沢宿には宿場の面影は感じられず、一里塚跡を目標に歩く、一人オリエンテーリングみたいだ。

 飽きてきてつい足早になる。そうすると疲れが増す。徳次郎宿の智賀都神社から街道を離れ、宝木用水、二宮堰の方へ入る。のどかで静かで、用水の流れのある道で生き返る。(上の写真 二宮金次郎の事蹟を見るには初めてのような気がする。どうも彼には薪を背負いながら苦労して勉強したお兄さんのイメージしか湧いてこない。気分のいい道歩きは長くは続かず、再び酷道に戻りひたすら歩く。それほどの悲壮感はないけど。

 日光杉並木に入れば往時の街道風情を楽しめるかと期待したが、杉並木の間は車中心の通りとなっていて、あてが外れた。遊歩道の部分もあるが、それは杉並木の外についている所が多い。一度歩けば日光(杉並木)は、もうけっこうだ。杉並木を抜けると、日光例幣使街道との合流点で、地蔵堂に大きな追分地蔵が祀られている。ここを今回の日光街道歩きの終点とした。この先、東照宮へは倉賀野から日光例幣使街道を歩いて来てからのこととしよう。

  【ルート地図

  写真をクリックすると拡大します。

Img_1875 光明寺(関東八十八カ所霊場第23番札所)

寺の前には立場があったといい、徳川将軍の日光社参の時には休憩所にもなった。山門は四国八十八カ所のいくつかの寺にもある竜宮門。

Img_1879 並木道を行く。

Img_1881 高谷林(こうやばやし)の一里塚跡(東塚) 【ルート地図】の①

江戸から29番目

Img_1882 西塚

Img_1889 薬師堂(徳次郎交差点の手前左) 《地図

右の覆屋に馬頭観音などが並ぶ。

Img_1894 馬頭観音道標(右)・十九夜塔(中)・六面地蔵石憧(左)

馬頭観音の台石側面には側面には「右 山道 左 氏家 白沢道」と刻まれている。

Img_1897田中道道標(徳次郎交差点のすぐ南の左側)

「神社入口道五丁 田中道」と刻む。「神社」は国道293号を西に進んだ日光宇都宮道路近くの「神明宮」だそうだ。

徳次郎交差点から西50mに「痣地蔵堂」がある。

Img_1901 智賀都(ちかつ)神社の大ケヤキ

「とちぎ名木百選」の樹齢700年の「徳次郎のけやき」

徳次郎(とくじら)宿は、本陣3軒、脇本陣4軒、旅籠72軒 で、日光側から上徳次郎、中徳次郎、下徳次郎の3宿からなり、一月の上10日を中徳次郎、中10日を上徳次郎、下10日を下徳次郎に割り当て、交代で継立を行っていた。日光に大きな勢力を持っていた久次郎(くじら)氏の一族が、日光の宗家・久次郎氏に対して外久次郎氏を称したことに由来するといわれる。もともとは上徳次郎だけが人馬の継ぎ立てを行っていたが、中・下の願いにより享保9年(1724)からは中徳次郎と下徳次郎にも宿場が置かれた。

街道沿いに宿場の面影を残すものは見あたらず。 

Img_1904 説明板

Img_1907 智賀都神社 《地図

徳次郎宿の総鎮守

Img_1922 二宮堰・宝木用水 【ルート地図】の②

田川の水位が低いので堰により水を溜めて取水し、灌漑用水とした。正面の堰は二宮金次郎の設計によって造られた当時のものではないようだ。

このあたりは親水公園となっている。

Img_1915_2説明板

Img_1926 金精さまの男根(二宮堰から国道119号へ戻る途中)

元気で何よりだ。

Img_1937 石那田(六本木)の一里塚跡(東塚) 【ルート地図】の③ 

船生街道入口交差点の「一里塚バス停」の所。江戸から30番目。

Img_1936 西塚の名残りか

Img_1939 十九夜塔(一里塚のすぐ先の左側)

Img_1952 石那田八坂神社(田川大橋を渡った左側)

Img_1957 馬頭観音か?

Img_1960 馬頭観音か庚申塔?(中)・左右は?

Img_1963 つぶれたラブホテル

「兵どもの夢の跡」?か。街道沿いの廃墟で寒々しい。

Img_1964 大谷石の農家の蔵か。(松本バス停の所)

Img_1965 お願い地蔵堂(松本バス停の少し先の左側)

Img_1967 由来

Img_1966 お願い地蔵尊

身体の悪い所に赤い布を付けて願うと、全快治癒のご利益あり。享保15年(1730)の建立。「うらない仏」はこの地蔵のことのようだ。

Img_1971 新渡(にわたり)神社

神体は石の不動尊

Img_1972 寅巳山(445m)

来年は寅年の人が多く登るかも。

Img_1974 上小池の一里塚跡あたり(新渡神社の先、日光市との境近く)

南塚跡が残っているというが、探しても分からず。江戸から31番目。

Img_1994 日光杉並木

Img_1992 杉並木寄進碑(説明板の左の石碑)

日光神領の境界に4箇所立てられていて、境石と呼ばれている。

Img_1993 説明板

Img_1997 王子神社 《地図

大沢宿の鎮守。樹齢200年の大イチョウというが、一本だけなので目立つようだ。もっと大きなイチョウはあちこちで見かける。

大沢宿は本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠41軒。ここも宿場の面影はない。

Img_1998 説明板

Img_1999 龍蔵寺

Img_2000 西郷隆盛のような顔立ちの地蔵さん。

Img_2002 六尺藤(龍蔵寺境内)

太い台木に2カ所の接木をして、現在は4本の太い枝が伸びている。見頃は5月半ば。

Img_2001 説明板

Img_2007 八坂神社

鳥居の右前が2本の杉の根元が癒着した二又杉の「枝喰い杉」か? うっかりしてよく見なかった。

Img_2008 杉並木が続く。

杉並木の間は一方通行の車がスピードを上げて通る。歩道が分離していなく、歩きづらいので杉並木の外側を歩いてみた。

Img_2010 うっすら雪化粧の山

昔は今頃は真っ白だったのだろう。

Img_2012 水無しの(大沢)一里塚跡(東塚) 下水無バス停手前

江戸から32番目

Img_2013 西塚

Img_2015 延命地蔵堂の所で杉並木の間に戻る。

Img_2018 延命地蔵

ここもさっきの「お願い地蔵」同様、赤い布を着せられている。

Img_2022 堂の前には六面地蔵石憧などの石仏が並ぶ。

Img_2032 来迎寺

Img_2039 さくらすぎ

杉の割れ目に桜の種が落ち、杉の体内を通って根をおろしたもの。一本の木のようになっている

Img_2043 七本桜の一里塚跡(東塚) 七本桜交差点の手前 【ルート地図】の④

江戸から33番目

Img_2049 説明板

Img_2046塚上の杉の根元が大きな空洞になっている。4人くらいはここで泊まれそうなので、「並木ホテル」と呼ばれている。3方向に口が開き、中から1本の竹が外へ伸びている。

Img_2056日光西街道(壬生道)・日光例幣使街道(右)との追分 【ルート地図】の⑤

正面に追分地蔵堂

Img_2063 追分地蔵

追分の分岐点に立つ、露座の小さな石地蔵さんと思っていたが、堂の中の巨大な坐像だ。八代将軍吉宗の時にはすでに現在地にあったという。この前には「くさ地蔵尊」、「二十三夜尊」、子育地蔵、安産地蔵などが控えている。

この地蔵尊は弘法大師が日光含満ヶ淵に建てたものだが洪水で流され、大谷川の砂原に埋まっていたのを、近くの人が大石と思い楔を打ち込んだところ赤い血が出た。という逸話があるそうだ。

Img_2062 説明板

Img_2060 くさ地蔵

追分地蔵の脇仏のようで、悟りきったような顔をしている。

Img_2065 下今市駅 

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