朝鮮人街道③
2010年11月21日
稲枝駅(東海道線)・・・彦富町交差点・県道2号・・・文禄川・・・額戸川・・・旧道・・・国昌寺・・仏性寺・・・奥山寺道標・・・浄宗寺・・・荒神山神社・・本坂・・・天満天神宮・・・道標・・・天満橋(宇曽川)・・横川橋(安食川)・・・県道2号・・・日夏町中沢交差点・・・旧道・・・湧水・・・甘呂東交差点・・巡礼街道分岐・・・堀町交差点・県道206号・・・犬上橋(犬上川)・・・白山神社・・・十王村の水・母乳地蔵・・・西今町交差点・旧道・・福満遺跡(城南小学校)・・・県道206号・・・明照寺・・・雨壺山交差点・・鳴宮神社・・・彦根神社・・・長久寺・・・蛭子神社・・・芹橋(芹川)・・・橋本通り・・・銀座町交差点・久左の辻・・・高宮口御門跡碑・・・彦根藩善利組組屋敷跡・・・夢京橋キャッスルロード・・宗安寺・・・長松院・・・蓮華寺・・・立花町・・・船着場跡・・・絹屋・・・(東海道線)・・古沢踏切(近江鉄道)・・(県道518号)・・・切通坂・・・坂下地蔵・・・佐和山遊園・・・国道8号・・佐和山トンネル・・・県道239号・・・(東海道新幹線)・・・追分(中山道合流地点)・・・鳥居本駅
【ル-ト地図】
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旧条里に乗った真っ直ぐな道で、以前は道の両側に松並木が続き松街道とも呼ばれていた。
朝鮮通信使一行の休憩所の山崎御茶屋があったのはこのあたりか?
行基が建立した四十九院の奥の院で、荒神山の山頂にあったが明治の神仏分離で廃され荒神山神社に引き継がれた。
山頂の荒神山神社の下社か。
本坂 《地図》
山頂の荒神山神社へ上る坂だが、この先はフェンスで閉じられていて通行不能。
「右千手寺 左八まん」 千手寺は荒神山山中の寺院、八まんは朝鮮人街道のこと。
鈴鹿連山の地下水脈から湧き出たミネラルなどの栄養分豊かな水というが水は流れ出ていない。使用料を1回100円取る。溜まった水を飲めというのか。とても飲める代物には見えないが。
甘呂町東交差点の先で右折する。直進する道は巡礼街道で、彦根城が築かれる以前にあった観音霊場の彦根寺への道。白河上皇らが寛治3年(1089)に参詣したことで、御幸道とも呼ばれた。
湖東三名水の一つ。今はポンプで汲み上げているようだ。ここの水は飲める。数本の大きなペットボトルに水を詰めているおばさんとしばし立話で小休止。
福満遺跡(城南小学校) 《地図》
縄文時代末から平安時代に及ぶ複合遺跡。
織田信長に激しく抵抗した浄土真宗本願寺派の寺。
住職の李由は芭蕉一門と親交し、芭蕉が生前に使用した渋笠をもらい、ここに塚を築いた。
鳴宮神社(天満宮) 《地図》
延文年間(1356~60)の創建という平田の産土神
もとは彦根山(彦根城の地)に鎮座していた彦根の総社。彦根の地名由来になったとも。
彦根城鎮護の祈願寺で、本尊は千手観音立像。
蛭子(えびす)神社 《地図》
今日は「えびす講」で、熱い甘酒を頂いた。
芹川の堤防強化のために植えられた樹齢300年前後のケヤキ。
芹橋を渡ると旧橋本町で彦根城下だ。
江戸時代にこのあたりに住んでいた豪商近藤久左衛門の名に由来する。
日曜日で車輛は通行止めで屋台が並ぶ。地元の子ども達と観光客が交って賑やかだ。
枡形になっていて番所があった。逆コの字形に進み中央一番街商店街へと入って行く。りそな銀行前に碑が立つ。
彦根藩善利組組屋敷跡 《地図》
両替商の看板を掲げている。
宗安寺黒門
朝鮮通信使高官の宿泊所になった寺で、この門から御馳走が搬入された。キムチや肉なんかも運ばれたのだろうか。
佐和山城の表門を移築。馬に乗って駆け込めるように敷居がない。
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木村重成の首塚とその横の安藤長三郎代々の墓
*夢京橋キャッスルロードを進めば彦根城(2010年10月28日撮影)*
元禄時代に建てられた藩主用の馬屋。城内に馬屋が残るのは彦根城だけ。
側室の子で、14男の井伊直弼が若き日を過ごした館。
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井伊直政が荼毘に付された寺
立花町の家並み 《地図》
船着場跡 《地図》
松原内湖につながる鉤形の舟入があった。ここから松原内湖を横切り、彦根三湊(米原湊・長浜湊・松原湊)の一つの松原湊に通じていた。
右折して古い家並みが少し残る船町を東に進む。
「幻の焼き物」といわれる湖東焼を創始した絹屋半兵衛の屋敷跡
坂下地蔵堂 《地図》
民家の敷地内のようだ。
遊園内には城、金閣寺、五重塔、歴史館、美術館など様々な建物があり入場は無料。しかし日曜でも一人の見学者もいない不気味な空間が青空の下に広がっている。
街道はトンネルの上を通っていたのだが、今は道は途切れる。
右が佐和山遊園の佐和山城復元建物。廃墟同様でいずれ幽霊館になるか。広島県尾道市の尾道城を思い出した。
ラブホに沿って下って新幹線をくぐると中山道との追分はすぐそこだ。 《地図》
突き当り右に道標が立つ。
「彦根道」が朝鮮人街道のこと。
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