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2011年11月12日 (土)

房総往還⑥

2011年11月8日

上総湊駅(JR内房線)・・・国道127号・・・湊橋(湊川)・・・(内房線)・・・旧道・・・住吉神社・・・国道127号・・・十夜寺(松翁院)・・・竹岡IC交差点・・千歳橋(白狐川)・・・延命寺・・・燈籠坂・・(内房線)・・燈籠坂大師・・・(内房線)・・・国道127号・・・竹岡マリーナ・・・黄金井戸・皇神社・・・打越トンネル・・・洞口トンネル・・・富貴橋・・・丑山トンネル・・・旧島戸倉トンネル・・・金谷マリーナ・・・大日トンネル・・・浜金谷駅(内房線)

房総往還⑦』へ続く。

  【ル-ト地図

  写真をクリックすると拡大します。

Img_5503湊橋へと下って行く。

 

Img_5505湊橋から湊川 《地図

湊川は薪炭や房州石を運搬する渡海船の船溜まりだった。橋が架けられたのは明治に入ってからで、それまでは渡し船で渡っていた。

 

Img_5508内房線を越えて海側に出る。

 

Img_5510右へ十宮地区への旧道に入る。

 

Img_5512住吉神社(右) 

正面の鳥居の前は東京湾。

 

Img_5521社殿の後ろの巨岩

自然崇拝の巨石信仰からくる神社の古い形態を伝えている。

 

Img_5526住吉神社近くから北方向

正面に小さく東京湾観音が見える。

 

Img_5531内房線と東京湾(浦賀水道)の間を進む。

 

Img_5539十夜寺(松翁院) 

菱川師宣の父(菱川吉左衛門)の作の釈迦涅槃図がある。

 

Img_5538庚申塔

承応2年(1653)建立の富津市内最古の庚申塔。

 

Img_5537説明板

 

Img_5541義民岩野平左衛門の墓

海を背にして立っている。

 

Img_5540説明板

 

竹岡IC交差点を左折し、内房線をくぐった先の竹岡小学校が竹ヶ岡(百首)陣屋跡

Img_5546造海(つくろうみ)城跡(別名を百首(ひゃくしゅ)城) 

千歳橋(白狐川)から。真里谷武田氏によって築かれた山城。

 

Img_5553燈籠坂トンネルの手前で、左へ燈籠坂大師参道の門をくぐる。

 

Img_5557隧道を抜ける。

 

Img_5558隧道内

 

Img_5561さらに岩を穿った手掘りの隧道が続く。

 

Img_5563手掘りの跡が残る?

 

Img_5565内部

 

Img_5566トンネルを抜けて大師堂へ石段で上る。

なぜか鳥居が立っている。

 

Img_5571燈籠坂大師堂 

 

Img_5555縁起

 

Img_5573内房線を渡る。踏切はない。「危険」の標識が2つも立っている。《地図

 

Img_5574左に津浜トンネル、右に燈籠坂トンネルが迫り確かに危険だ。渡っている時にトンネルから列車が出てきたら怖いだろう。

 

Img_5585黄金井戸(左の鳥居の上)・皇神社(右の鳥居の上) 【ル-ト地図】の15

 

Img_5587説明板

 

Img_5590黄金井戸

ヒカリモが群生し、春になると水面に浮かび黄金色に輝くというが、水はそれほどきれいではない。

 

Img_5601洞口トンネル

トンネルが多くなる。まだ短いトンネルで通りにくくはないが。

 

Img_5602浦賀水道の名のとおり、三浦半島が近い。

 

Img_5610洒落た洋館

 

Img_5617東京湾フェリーが金谷港へ入って行く。

 

Img_5621島戸倉トンネルを抜けようと思ったら右に旧トンネルが残っていた。

 

Img_5622旧トンネル 《地図

工事中のようで作業中の人に通行可能か尋ねると、ここの土地の所有者だった。猪がこの上の竹藪を荒らす話、東京から移り住んできた来た会社勤め人がトンネルの上の木で首つり自殺をした話、ダンプがこのトンネルに入り出られずバックした話など色々と聞いた。対向車が来なければダンプでも抜けられるのにと思ったが、通ってみて納得した。

 

Img_5623出口に建物のような物が立っている?

 

Img_5626なるほどこれではダンプは抜けられない。

 

Img_5631砲台山(左) 《地図

旧日本軍の金谷砲台があったそうだ。

 

Img_5636金谷港

さっきの東京湾フェリー「しらはま号」

 

Img_5638鋸山ロープウエイ地図

 

Img_5642浜金谷駅

この先、房総往還は海岸沿い安房国に向かうが、旧道が残る所は少なく、幾つかのトンネルを抜けて行かねばならない。また湊から百首を経て、鋸山の東側を越えて安房に入る道筋もあったようだ。次回は房総往還からははずれ時間もかかるが、歩き安く見所も多く景色もいい、鋸山(329m)を越えるハイキングコースを通り、保田へと向かうとするか。

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