山陽道(岡山駅→吉備津駅・清音駅→三谷駅)
2014年5月10日
岡山駅(山陽本線)・・・岩田町交差点・惣門跡・(JR線地下道)・・・智明権現塔・地蔵尊・・・奉還町商店街・・・三門公園・・・成願寺・・・常福寺・・・国道180号・・・厳井富山交差点・旧道・・・北向八幡宮・・笑塚・・・矢坂大橋(笹ヶ瀬川)・・・国道180号・・・大覚大僧正道碑・・・道標・・・備前備中国境碑・・旧道・・・真金一里塚跡・・・吉備津駅(吉備線)→総社駅(伯備線)→清音(きよね)駅・・・持坂上・・・藤原為貞宝篋印塔・地蔵堂・・・旧国道踏切・・・川辺橋(高梁川)・(倉敷市)・・旧道・川辺一里塚跡碑・・川辺宿本陣跡・・脇本陣跡・・艮御崎神社・・源福寺・・・(国道486号)・・・県道281号・・・末政川・・・二万口交差点・旧道(大曲)・・・吉備公館跡①・吉備真備産湯の井戸①・・・まきび公園・吉備寺・吉備真備廟・・・箭田一里塚跡・・・国道486号・・・旧道・・・熊野神社・黒宮大塚古墳・・・国道486号・・・旧道・・・国道486号・・・(琴弾岩)・・・(矢掛町)・一里塚跡標柱・・・筆塚・吉備公館跡②・吉備大臣宮・産湯の井戸②・・・旧道・・・下道氏公園・下道氏墓・・・(井原鉄道)・・・三谷駅(井原鉄道)
*真金一里塚跡から持坂までは、『吉備路①』・『吉備路②』で歩いているので今回は割愛した。
【ル-ト地図】(岡山駅→真金一里塚跡→吉備津駅)
【ル-ト地図】(清音駅→持坂→三谷駅)
写真をクリックすると拡大します。
明治維新で職を失った武士が、藩から与えられた奉還金を元手に、この地で商売を始めたのがその起源で名前の由来。ほとんどが「士族の商法」で撤退したそうだ。
元禄15年(1702)の造営
三門公園の先で右斜めに進み国道180号に出て、厳井富山交差点を左に上って行く。
寛平年間(889~97)に矢坂富山城主の富山大掾重興が、城に続く万成山の頂きに社殿を建立したのが始めという。
笑塚(芭蕉句碑) 《地図》
後ろは茶屋集会所
笹ケ瀬川(矢坂大橋から)
桃太郎の桃が流れて来た川だとか。
「是より北五丁」で、北の日蓮堂への道標か。大覚は備前法華の祖と仰がれている。
道標(昭和5年) 《地図》
「→高梁へ十里 ←岡山へ二里」
備前備中国境碑(左の電柱前) 《地図》
「從是東備前国」で、船坂峠の「從是西備前国」からここまでが「備前国」で、ここから西は「備中国」に入る。
ここで国道180号と分かれて直進して行く。
ここから持坂までは吉備路で歩いているので今回はカットした。吉備津駅(吉備線)→総社駅(伯備線)→清音駅まで乗り、持坂まで歩いた。
嘉暦3年(1328)の銘があるという。藤原為貞については分かっていないそうだ。一説には冷泉家に連なる人物であるともいわれている。
川辺橋から高梁川
橋を渡れば倉敷市だ。
川辺一里塚跡(電柱の前に標柱) 《地図》
北塚には柳、南塚には松が植えられていたそうだ。上りの一里塚は山手村西郡、下りは真備町箭田の一里塚になる。
右折して川辺宿へ入って行く。
本陣跡 《地図》
醤油屋の難波家が務めた。
最後の文面は「下りは広島県神辺」
本陣跡のすぐ先の右側。
艮御崎(うしとらおんざき)神社 《地図》
門柱は元首相の犬養毅の揮毫。
二万口交差点 《地図》
ここは大曲で、右折して左折して再びこの道に合流する。①山陽道を攻めて来る敵の数を確認するために道を曲げたとか、②条里制の基本線のずれに対応するためともいわれている。
「吉備真備公産湯の井戸」の標識で右折して行って見る。『真備地区ガイドマップ』
箭田(やだ)一里塚跡 《地図》
熊野神社 《地図》
黒宮大塚古墳の上にある。
「毘沙門天立像」標識
この磨崖仏がある山塊は、鳥ヶ獄城跡のあった石田山と峰続きで、城の見張り台だったともいわれている。
鳥ヶ獄城跡の石田山だろう。
「呉姉(くれせ)富士」というようだ。
ここも吉備真備のゆかりの地。
川辺で一休みだ。対岸の山は猿掛城跡の猿掛山だろう。
一里塚跡 《地図》
矢掛(やがけ)町に入ってすぐ右側に標柱が立つ。
吉備公館跡② 《地図》
受験生の参拝が多いのは天神社と同じで、「苦しい時の神頼み」、「溺れる者藁をもつかむ」か。
吉備真備の誕生前夜にこの井戸に星が落ちたとか。
この先の右上一帯は吉備真備の下道氏の累代の墓域で下道氏公園になっているが、ちょっと荒れて寂れている感じだ。
吉備公之墓標柱 《地図》
出土した骨臓器の銘文から被葬者は真備の祖母ということが判明したそうだ。真備もこの墓地内のどこかに眠っているかも。
三谷駅(井原鉄道)
今日は倉敷に泊まる。
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