長尾街道②
2014年11月27日
道明寺駅(近鉄南大阪線)・・・東高野街道交差地点・・・石川橋(石川)・(柏原市)・・・片山神社・・・了雲寺・・・原川橋(原川)・・・安堂第2号踏切(近鉄大阪線)・・・西町地蔵堂・竜田越奈良街道合流地点・・・国分地区・・竜田越奈良街道分岐地点・・・(国道25号)・・・春日神社・田辺廃寺跡・・・(西名阪道)・・・国道165号・・・旧道・・・行止り・・・国道165号・・・(奈良県香芝市)・・・旧道合流地点(田尻交差点)・・・どんづる峰案内板・・・田尻峠・・・穴虫交差点・・・カラシミズ池・・・(旧道)・・・国道165号・・・(二上山駅)・・・旧道・・・畑地区・・・磯壁地区・・法満寺・・春日神社・・・良福寺交差点・・・阿弥陀橋(初田川)・・・恵心僧都源信誕生地碑・・・良福寺交差点・・・千股池・・(初田川)・・五位堂池・・・今在家橋(熊谷川)・・・踏切(近鉄南大阪線・当麻寺駅)・・・地蔵堂・・・竹内街道合流地点・・・長尾神社・・・磐城駅(近鉄南大阪線)
石川橋を渡って柏原市に入り、田尻峠の手前で奈良県に入った。畑地区、磯壁地区を通って良福寺交差点から二上山を眺めながら南下して竹内街道との合流地点に着いた。
【ル-ト地図】(道明寺駅(16.7km)から)
写真をクリックすると拡大します。
西町地蔵堂 《地図》
ここで国豊橋(大和川)を渡って来た竜田越(亀瀬越)奈良街道と合流し、しばらく進む。
国分地区の家並み 《地図》
舟運業で栄え米相場が立ち、商家、職人の家が並ぶ町場だったという。馬つなぎの輪は残っているいだろうか? 気がつかなかったが。
国分本町4丁目で竜田越奈良街道と分かれ、南進する。(本来の分岐点は国分本町5丁目の道標の立つ辻)
春日神社 《地図》
ここは田辺廃寺跡で、柏原市田辺を本貫地)とした百済系渡来氏族の田辺史(たなべのふひと)氏が白鷗時代末に建てた氏寺という。金堂、東西の三重塔、南大門などの薬師寺式伽藍配置が確認されたそうだ。
西名阪自動車道沿いの道となる。《地図》
国道165号に出る。《地図》
しばらく車の往来の激しい車道歩きとなる。
残土置き場から旧道に入ってほっと一息だが。《地図》
地図には道の標示はあるのだが、大阪ガスの施設で施錠されて完全に遮断。上からも横からも通り抜けるのは無理で国道へ引き返す。
奈良県香芝市に入る。
田尻交差点 《地図》
旧道はここへ出て来るのだろう。
田尻峠(120m) 《地図》
西側は県の天然記念物屯鶴峯(どんづるぼう)だ。
穴虫交差点に「右 大坂道 」・「左 さかい道」の地蔵道標があるようだが、道路を横断することばかりに気を取られて見逃した。
近鉄南大阪線沿いを行く。《地図》
左側に少し旧道が残るのだが、うっかり直進してしまった。(【ル-ト地図】には旧道を標示した)
二上山駅を過ぎ国道から分かれ、畑地区、磯壁地区を斜めに南下して行くが見所はなかった。
街道は良福寺交差点から南下するのだが、良福寺地区に寄る。
阿弥陀橋(初田川) 《地図》
恵心僧都源信が架けた橋と伝える。
恵心僧都源信誕生の地碑 《地図》
堤上の「修築記念碑」の前で一休み。寛永5年(1628)に築造し、享保15年(1730)に拡張修築した溜池のようだ。
二上山(右が雄岳(517m)・左が雌岳(474m))
謀反の疑いで処刑された弟、大津皇子の姉の大伯皇女の歌が万葉集に載る。雄岳山頂付近に大津皇子の墓がある。2000年の10月に登ったことがあるが、当時のことはすっかり忘れている。
南下して当麻寺駅を過ぎる。今朝のNHKTVのニュースで当麻寺の紅葉を放送していた。駅付近には紅葉狩りの人たちがちらほらといた。こちらは山陽道、室津街道で紅葉は十分に堪能したので寄らなかった。
地蔵堂 《地図》
「平田の地蔵さん」というらしい。
竹内街道合流地点 《地図》
左に竹内街道を進み、すぐ先の長尾神社の狛蛙親子に挨拶して磐城駅に向かった。
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