田原街道③
2015年1月9日
三河田原駅(豊橋鉄道渥美線)→野田バス停・国道259号・・・宮川橋(今池川)・・・旧道・・・今方公会堂・・・宇津江坂・・・西円寺・・・宇津江八幡神社・・・国道259号・・泉橋(今堀川)・・・成道寺・・・泉村道路元標・・・紺屋橋(紺屋川)・・・南岑寺・・・新堀橋(新堀川)・・・女郎橋(女郎川)・・・(伊川津交差点)・・・国道259号・・・高木東交差点・旧道・・・清田小学校・・・常夜灯・・・古田会館・・・常夜灯・城坂・大垣新田藩畠村陣屋跡・・・福江橋(江川)・・・山頭火句碑・・・潮音寺・・・水戸橋(免々田川)・・・(県道421号)・・・保美町・・・西原交差点・国道259号・・・大辻橋(天白川)・旧道・・・亀鶴院・・・高札場跡・・・国道259号・・・初立池公園標識・・・初立ダム・伊良湖東大寺瓦窯跡・・・国道259号・・・亀山西バス停→三河田原駅
やはり国道259号から宇津江坂に向かう道筋を間違えた。一本手前の道を行ってしまい、今方公会堂がないのをおかしいとは思いながら溜池沿いの道を進んで行くと、下がぬかるんできて、その先は笹薮が立ちはだかり行止りになってしまった。国道に引き返し慎重に進んで宇津江坂を越えた。
その後も水戸橋の先、大辻橋の先で道を間違えて随分タイムロスしたが、伊良湖岬も近い伊良湖東大寺瓦窯跡まで行った。
【ル-ト地図】
写真をクリックすると拡大します。
宇津江(うづえ)坂へ 《地図》
ここを左に入り、今方公会堂の前を通って行く。前方右は「ディーテック」の看板。
今方公会堂の先の道筋も分かりにくい。
ここまで来れば一安心か。
くねった道だか迷う道ではない。
高さはないが峠になっていてここから下って行く。両側の石積みは何だったのか?
宇津江町へと下って行く。
宇津江八幡神社 《地図》
国道259号に合流する。《地図》
右は渥美湾の泉漁港。今堀川沿いの小高い所の江比間句碑公園に、「雪や砂馬より落そ酒の酔」 の芭蕉句碑があるようだ。保美に愛弟子の杜国を訪ねる途中、酒に酔って馬から落ちそうな同行の越人を気づかった句。天津畷(縄手)か宇津江坂で詠んだのだろうか。
東海七福神の恵比寿天
ホース格納庫の所は高札場跡か?
紺屋橋(紺屋川)・・・新堀橋(新堀川)・・・女郎橋(女郎川)と渡って国道259号に出る。
雨乞い祭祀が行われた雨乞神社の神体の磐座(いわくら)に小祠があるようだ。
高木東交差点を直進し、国道と分かれる。清田小学校の先でも直進する。
?寺跡 《地図》
古田会館の所
この向い側が城坂
城坂 《地図》
このあたりは旅館、料亭が多く昔風情の家も残っている。
大垣新田藩畠村陣屋跡(城坂上)【ル-ト地図】の10
右の石垣の空き地の所だろうか? 案内板などはない。この陣屋が城坂の名の由来だろう。
左側の「波音の墓のひそかにも」は昭和14年4月20日に伊良湖岬に向かう途中、潮音寺の杜国の墓に参った時の句。『旅日記』
杜国墓・三吟句碑(潮音寺) 《地図》
保美の閑居で杜国と再会した時の、芭蕉・杜国・越人の句。翌年、杜国は伊勢に渡り芭蕉と落ち合い、吉野で花を愛で、各地を吟行している。二人の男の間柄は師弟関係を越えたものだったようだ。
国道259号の南側に杜国が隠れ住んだ屋敷跡が杜国公園として整備されている。
水戸橋(免々田川)を渡り、県道421号を横切り、西原交差点で国道259号に合流する。大辻橋(天白川)を渡って国道と別れ直進し、亀鶴院手前で左折して行く。
高札場跡? 《地図》
このあたりは札ノ辻という地名だ。ここは右へ行く。
亀山小学校前を通り、梅藪差点の手前で国道259号に合流する。
初立池(はったちいけ)公園標識
ここを左に入って東大寺瓦窯跡に寄る。初立池(ダム)一帯は豊川用水の地震対策・複線化工事で重機が掘り返していて、景観を楽しむことはできなかった。
鎌倉時代の東大寺再建時の瓦を焼いた窯跡で、「東大寺大佛殿瓦」と刻印された軒丸瓦や軒平瓦、平瓦などの瓦や、瓦塔などの宗教用具が出土している。
国道259号に戻り、亀山西バス停まで引き返し三河田原駅に向かった。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 坂道散歩(2021年11月~2022年6月)追加分(2022.06.20)
- 結城街道⑥(下館駅→日光街道合流地点)(2020.07.02)
- 結城街道⑤(岩瀬駅→下館駅)(2020.06.29)
- 結城街道④(稲田駅→岩瀬駅)(2020.06.23)
- 結城街道③(内原駅→稲田駅)(2020.06.19)
コメント