東京散歩（石神井川を歩く②）

2015年９月29日

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大野橋から東京ガス練馬整圧所のガスタンク　《地図》

目白通りと環八通りをくぐって行く。《地図》

道楽橋　《地図》

この橋と南方向に上る「おさる坂」については、『練馬区の坂②』に記載。この道は『清戸道①』でも歩いている。

豊島園の中を流れて行く。（石川橋から）　《地図》

大きく南方向に迂回する。

豊島園入園口

室町時代に豊島氏が築城した練馬城の城址を中心に造園された。
閑散としていると思ったら水曜は休園日のようだ。子どもの頃、一度来たことがあるが、プールに入ったかどうか記憶がない。

豊島園の中を流れてここへ出て来る。（中之橋から上流方向）　《地図》

中之橋から下流方向

糀谷橋から下流方向　《地図》

いちょうの黄葉と桜並木の花盛りの頃の合成写真はどうか？　右側は練馬総合運動場

昔話「堰ばあさん」

広徳寺座禅堂　《地図》

説明板

高稲荷神社

小高い所にある。

湿化味橋から下流方向　《地図》

練馬区のHPの『旧地名の部』の下練馬村の所に、「幕府が編さんした『新編武蔵風土記稿』には・・・（中略）・・・湿化味には、シケミと振り仮名がある。石神井川沿いの低湿地を指す珍しい地名で、今も橋名にその名をとどめている」とある。また、『東京の水』も参考になる。

左側一帯は城北中央公園で、練馬区側に栗原遺跡、板橋区側に茂呂遺跡がある。

上の根橋で環七通り、上板橋で国道254号をくぐって行く。

下頭橋（げどばし）・下頭六蔵祠（右奥）　《地図》

川越街道の橋で、このあたりは『板橋区の坂⑩』に記載。

東武東上線の下を流れて行く。

山中橋から下流方向　《地図》

「板橋十景」の一つ「石神井川の桜並木」。
山中橋を渡る道は、『鎌倉街道　中の道』

板橋十景

氷川つり堀公園　《地図》

石神井川の蛇行跡で、後方が氷川神社。

氷川神社（板橋区氷川町）

右が富士塚

富士塚

説明板

新板橋（国道17号・中山道）を過ぎる。

板橋（旧中山道）　《地図》

「板橋十景」の一つ。ここから岩の坂を上った環七通りあたりまでが、中山道板橋宿の上宿。

蛇行跡の公園（板橋と番場橋の間）

加賀公園（板橋区加賀一丁目）　《地図》

加賀前田藩の下屋敷跡で、手前に金沢小学校、この先に金沢橋もある。

公園図

東橋の先で埼京線をくぐって板橋区から北区に入る。

観音橋から下流方向　《地図》

橋の北側の寿徳寺の谷津子育観音による橋名。

音無もみじ緑地から上流方向　《地図》

このあたりが松橋弁財天窟跡か。

「松橋弁財天窟　石神井川」（江戸名所図会）

説明板

紅葉橋から上流方向

左は金剛寺で、このあたりは源頼朝の布陣伝承地。橋を渡る道は、『鎌倉街道　中の道』（東回り）で、北に進めば日光御成道に合流する。

音無さくら緑地

ここも石神井川の旧流路跡

緑地図

松橋から下流方向

この先で飛鳥山公園の下を通る飛鳥山分水路と、旧流路の音無親水公園に分かれる。《地図》

飛鳥山公園の下の飛鳥山隧道に勢いよく落ちて行く飛鳥山分水路の流れ。

今はこれが本流だろう。

分水路（左の壁）から分かれた音無親水公園の流れ（旧流路）

音無親水公園を行く。

上は音無橋

桜の頃は賑わう所。

上は舟串橋

この先で王子駅（正面）の下をくぐって行く。《地図》

都電荒川線の左側の橋下が音無親水公園から続く旧流路だが水はほとんどない。《地図》

右から来る飛鳥山放水路と合流する。

合流地点から飛鳥山放水路上流方向・都電荒川線（王子桜橋から）

王子桜橋から下流方向

鎗溝橋から下流方向

堀船橋から下流方向

上に首都高が被さって暗く、流れも澱んで汚れている感じだ。

隅田川が近づいて来た。

新堀橋（正面）の先で隅田川に合流する。

隅田川（正面）合流地点（新堀橋から）　《地図》

上は首都高中央環状線。付近をうろついたが、このあたりから隅田川沿いに出る道は見当たらなかった。

西福寺前を通り、王子駅に向かった。

「江戸六阿弥陀」では、ここから旧荒川(現隅田川)の「弥陀の渡し跡」（豊島橋（隅田川）の上流あたり）へと進んだ。隅田川の写真はそこにある。