平針街道
2016年1月19日
妙音通駅(地下鉄名城線)・・・嶋川稲荷神社・・東海道・山崎橋(山崎川)・平針街道分岐地点・・・(名鉄名古屋本線踏切)・・・師長小橋・・・迦具土社・・・秋葉社?・・・新瑞橋・・・塩付橋・塩付街道合流地点・・塩付街道分岐地点・・・弥富通1交差点・・旧道・・・仏立寺・・・弥富小学校・中根北城址・・・昭和高校・・・下八事交差点・・・新島田橋(天白川)・・・島田城跡・・・島田地蔵寺・・・島田神社・・・平針西口交差点・飯田街道(岡崎街道)合流地点・道標地蔵・・・原駅(地下鉄鶴舞線)
東海道の山崎と飯田街道(岡崎街道)の平針を結ぶ平針街道を行く。
【ル-ト地図】
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嶋川稲荷神社 《地図》
治承3年(1179)、平清盛によって流罪に処せられた太政大臣藤原師長の井戸田村の謫居跡。赦免されて都へ帰る師長は村の娘に形見の琵琶を与えた。師長を追った村娘は庄内川に身を投じた。美濃路沿いに村娘の菩提を弔う清音寺がある。塩付街道沿いには、琵琶ヶ峯遺跡碑が立っている。
このあたりには妙音通など「師長のゆかりの所」が多い。
山崎の長坂、笠寺観音方向を見ている。「東海道」の標柱の裏面には、「北あつた 南よびつぐ」。
山崎川沿いを進むのが平針街道
師長小橋・師長橋と過ぎて行く。
馬頭観音の祠もある。
新瑞(あらたま)橋を横切って右に迂回した。山崎川沿いを行くのが本来の街道筋だろう。
塩付橋 《地図》
用水路?の橋の手前、右から来るのが塩付街道で、少し一緒に進み右に分かれる。
弥富通1交差点の先で北側の旧道に入る。
弥富小学校(右)あたり。織田信長の弟の織田信照の重臣、村上小膳の居城という。
新島田橋から天白川(上流方向) 《地図》
毛替(けがえ)地蔵堂(島田地蔵寺)
大泥棒の熊坂長範の逸話がある地蔵。「美濃路」には「熊坂長範物見の松」があり、「北国街道」の野尻坂峠の北方には長範山がある。
島田城の鬼門除けとして熊野権現を祀っていた。明治42年に神明社、八幡社、天神社と合祀され、その後黒石の山神社と天神社を合祀して黒石に遷された。大正12年に現在地へと遷り、大正15年に天神社と秋葉社を祀り、名称を島田神社に改めた。現在では伊邪那岐命、伊邪那美命など九柱を祀る。
この先は見所はなかった。
正面に地蔵の祠と「毛替地蔵」標石
平針街道は熱田神宮に向かう「みや道」、さらに東海道を経由して伊勢への参詣の道でもあった。
この先の岡崎街道も平針街道とも呼ばれていた。
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