岩倉街道①
2016年2月11日
東枇杷島駅(名鉄名古屋本線)・・美濃路・・・枇杷島橋(庄内川)・・(清須市)・橋詰神社・岩倉街道分岐地点・・・宝国寺・・・地蔵祠・・(名古屋高速6号清須線)・・・神明社・・・城跡公園(小田井城址)・・・(名古屋市)・・五所社・・願王寺・・東雲寺・・・稲生街道合流地点・道標・・(名鉄犬山線)・・・(城北線)・・・平田橋(新川)・・馬頭観音祠・・・秋葉神社・・・(北名古屋市)・・・両家天神社・・・大師祠・・・高畑神明社・・・(西春駅)・・・若宮神社・観音寺・・・三狐神社・・・生田神社・・・生田橋(五条川)・(岩倉市)・神明太一宮一神門舊跡標柱・・・生田明神社・・・(名鉄犬山線)・・・神明社・・神清院・・・城跡橋(五条川)・・岩倉城跡・・・神明太一宮二神門舊跡標柱・・・誓願寺・・・岩倉街道標柱・・・吉祥寺・・・神明生田神社・・・大願寺・・・中島屋幟店・・・神明太一宮・・・徳岩寺・・・光昭寺・・・福寿稲荷神社・・・立野天神社・・・神野町又一交差点・・・稲原寺・・・石仏駅(名鉄瀬戸線)
美濃路の小田井の市場へ、岩倉方面から農産物などを運んだ流通・経済の道、岩倉街道を、美濃路の橋詰神社前から岩倉を通り、犬山の稲置街道合流地点まで行く。
【ル-ト地図】(石仏駅(18.1km)まで)
写真をクリックすると拡大します。
橋を渡って清須市に入る。
橋詰神社前 《地図》
美濃路は左折して青物市跡(小田井の市場)へと進む。江戸千住や大阪天満と並び、日本三大市場に数えられた。青果に限らず乾物・魚鳥・薪炭・糸・煙草など広範囲だったという。岩倉街道は右折して北上して行く。
宝国寺 《地図》
尾張藩所の鷹狩の時の休息所・御膳所。説明板に2つの民話が載る。
神明社 《地図》
ここを左折して、小田井城址に寄る。
小田井城址(城跡公園)
再び名古屋市に入る。
五所社 《地図》
中小田井の氏神社
山門(仁王門)との間に堂々と鳥居、異国情緒の石造物が並ぶ。まさに神仏習合だ。
迦樓羅(ガルダ)
説明碑には、「インドネシア・ジョク・ジャカルタ」、「天竜八部衆の内」とある。インド神話の巨鳥で、ヴィシュヌ神とラクシュミュー妃神が乗っているそうだ。妃神はどこにいるのか?
韓国済州島の守護神像
改修の際に屋根をはずし、本堂を覆う三角の外形を被せたそうだ。本尊は薬師如来と善光寺如来。せき、ぜんそくに効能のある「へちま薬師」は有名。同じく「へちま薬師」の東充寺にはへちまがぶら下がっていたが、ここでは見当たらない。『岡崎街道①』に記載
中小田井の庄屋平手家の母屋を移築。
平手政秀の首塚があるというが分からず。後日調べると墓地の一画にあるようだ。
建物が街道に直接面しているため、平入り中2階建てで、連子格子つきの家が多いそうだ。
道標 《地図》
「右 善光寺 小牧道」・「左 浅井 岩倉道」で、稲置街道へ出て小牧→楽田の追分・木曽街道(上街道)→中山道から善光寺への道筋か。
このあたりで右から稲生街道が合流する。
平田橋から新川・名鉄犬山線 《地図》
平田橋を渡った左側
2月20日の「はだか祭」の「裸男募集」のチラシが貼ってある。裸男は集まっただろうか?
北名古屋市に入る。
両家天神社 《地図》
九之坪神社と思っていたが違うようだ。
西春駅を過ぎ、若宮通りを進む。
若宮神社 《地図》
由来などは分からず。
生田神社 《地図》
一宮市の「生田神社」、岩倉市の「神明生田神社」・「生田明神社」とともに、式内社「丹羽郡生田神社」の候補の社という。
神明太一宮一神門舊跡標柱(正面) 《地図》
生田橋(五条川)を渡った所。
岩倉市に入った。
生田明神社 《地図》
街道に戻り、名鉄犬山線を渡って行く。
神明社 《地図》
社殿の後ろは大クスノキ
境内の天神様は6世紀頃の古墳で、須恵器・埴輪などが出土したそうだ。
手前の街道沿いに神明太一宮二神門舊跡標柱が立っている。
織田伊勢守信安夫妻の墓
「柳街道」は織田信長が道の両脇に柳を植えたことからという。
白衣姿の火生が、燃え盛る燠(おき)の上を呪文を唱えながら渡ったあと、多勢の市民が火災除けと家門繁栄を願って火の中を渡る、明治15年から続いている年中行事の「火渡り」がある。
山内一豊誕生地碑(後方)
一宮市は岐阜街道近くの黒田城を出生地とする。『岐阜街道(御鮨街道②)』に記載
枡形を曲がって行く。《地図》
2~4月初旬に五条川の冷たい水の中で糊(のり)を落とす「のんぼり洗い」は早春の風物詩。
神明太一宮 《地図》
ここが街道沿いに2つの神門旧蹟碑が立っていた神社で、祭神は天照皇太神・豊受大神・国常立尊。鳥羽天皇が奉献した神領の地で、平安時代以前より伊勢神宮と関係が深い神明社と伝えられる。尾張徳川家の崇敬が篤く、家康の四男松平忠吉の棟札が残るという。
筒描(つつがき)、印染(しるしぞめ)という伝統技法を使い、鯉のぼりや旗、のぼりなどを染める、6代続く染物屋。
光照寺の先で左折し、県道157号に出て北上し、立野天神社を過ぎた神野町又一交差点までとし、稲原寺から石仏(いしぼとけ)駅に向かう。
稲原寺 《地図》
「石仏」の地名由来の寺
民話:「稲原寺の石仏」(伝承と俗信)
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