能勢街道②
2016年4月28日
豊中駅(阪急宝塚線)・・・千里川橋(千里川)・・・市軸稲荷神社・・・道標①・・・刀根山公園・・・刀根山元町北会館・地蔵堂・道標②・・札場跡・・・(中国自動車道)・(大阪モノレール)・・・金坂池・・・(国道176号)・・・西国街道交差地点・道標③・高札場跡・西国街道踏切(阪急宝塚線)・・(池田市)・・・(石橋駅)・・・箕面川橋(箕面川)・・(阪急宝塚線)・・・井口堂交差点・・・稲荷山古墳・・地蔵祠・・井口堂の道標④・・ニシンジョの地蔵・道標⑤・・・水月公園・・・釈迦院・・・チンチン坂・道標⑥・五社神社・鉢塚古墳・・・(八王子川)・・・辻ヶ池公園・・・上池田薬師堂・・・道標⑦・星の宮・・池田文庫・めんも坂・・法園寺・牛追い坂・大幡寺地蔵堂・・・池田駅(阪急宝塚線)
【ル-ト地図】(豊中駅(15km地点)から)
豊中駅前から分岐を左に向かう。直進するのは箕面街道。《地図》
明治28年6月28日の大雨で決壊した千里川の堤防で、水を食い止める作業をしていた山中石松は誤って濁流に呑み込まれてしまった。村人たちはその働き称え、死を悼んでこの碑を立てた。
千里川橋 《地図》
通勤時間帯で橋を行き交う人たちは山中石松之碑のことを知っているだろうか?
刀根山地区へと進む。
道標① 《地図》
右が刀根山御坊への道標(天保7年(1836))
左が能勢街道の道標(寛政5年(1793))
地蔵堂 《地図》?
ここは街道からははずれている。
道標(上の写真の右端・慶応3年(1867)):
「右大坂道 左刀祢山御坊」で、道標①にもある刀根山御坊は、すぐそばの正安寺の地のようだ。
刀根山元町北会館の南側
街道に戻る。中国道を越え、大阪モノレールをくぐる。
初めて見るような気がしたが、西国街道を歩いた時に乗っていた。何でもすぐに忘れる今日この頃だ。
金坂池 《地図》
「すぐ大坂京 左いけだ」・「右妙見 すぐ西宮」・「右西宮 左大坂」で、池田へ向かう。
中央に円形の穴が開いている。石橋南小学校に保存されているようだ。
踏切を渡って池田市に入る。
「ここは能勢街道」のアーチ
阪急宝塚線をくぐり、箕面川を渡って行く。
稲荷山古墳(二子塚古墳) 《地図》
6世紀前半築造の全長45mの前方後円墳
案内図①の②の井口堂の道標
右の地蔵道標は、「右大坂」、
中央は、「右ハ大坂道 南無阿弥陀仏 左ハ京道」
突き当りを左折する。
「右ハいけだみち、左ハありまみち」、一里塚跡あたりには何の痕跡もない。
二尾池(水月公園)
中池が二尾池に変わったようだ。「チンチン坂」を見つけた。
「正安元年(1299)」の銘があるという。
チンチン坂(坂下方向) 《地図》
案内図②に載る坂だが、由来は何か?
道標⑥(正面の石垣前):「左池田町近道」・「右秦野・・・・」
五社神社・鉢塚古墳
辻ヶ池(公園) 《地図》
雨水が溜まって池が復活したように見える?
公園の入口横に「あわんど池の辻地蔵」が立っているようだ。
①の天文16年の地蔵は見当たらず。
牛追い坂・めんも(めん茂)坂がある。
街道は星の宮の所で北にかぎ型に曲がっていた。
鳥居の左下に道標⑦:「左京大坂道」
めんも坂(坂下方向) 《地図》
昔は石段で坂沿いに料理旅館「めんも楼」があったそうだ。
牛追い坂(坂下方向) 《地図》
石段のめんも坂は牛馬や荷車は通れず、南に迂回しこの坂を上って街道に戻ったという。左は法園寺
右は大幡寺地蔵堂で今回の能勢街道歩きはここまでとし、池田駅に向かった。
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