佐原・香取街道③
2016年10月18日
佐原駅(JR成田線)・・・佐原町道路元標・・佐原の町並み・・忠敬橋(小野川)・・樋橋・・伊能忠敬旧宅・・伊能忠敬記念館・・・第二小野川踏切(JR成田線)・・・小野川水門・利根川・・・忠敬橋・・八坂神社・・・(県道55号)・・香取神宮鳥居・・・香取神宮・・要石・・奥の宮・・飯篠長威斉の墓・・雨乞塚・・・道祖神・・・香取交差点(県道253号)・・・神道山古墳群・・・境界標?・・・桝原稲荷神社・・・香取神宮表参道董橋・道標道祖神・・・神宮踏切(JR成田線)・・・忍男神社(東の宮)・・沖宮神社・・・津宮河岸(利根川)・香取宮常夜燈・一の鳥居(浜鳥居)・与謝野晶子歌碑・・・小社?・・・香取駅(JR成田線)
「小江戸」と呼ばれた佐原の町並みを散策した後に、香取神宮へ向かう。神宮からは旧表参道を通り、一の鳥居の立つ津宮河岸まで行く。
【ル-ト地図】
佐原町道路元標 《地図》
右の電柱脇
どちらも『重要伝統的建造物』、「黒切そば」は売り切れだった。
忠敬橋から中村屋商店(重伝建)・正文堂 《地図》
ここから東側が本宿、西側が新宿。
忠敬橋から上流に向かう。
もとは灌漑用水を渡すための懸樋の橋だった。樋から漏れた水が川へジャージャーと落ちた。
右が伊能忠敬旧宅。
今でも観光用に30分おきに水をジャージャーと落としているようだ。
伊能忠敬旧宅内を流れる農業用水路跡
これが樋橋を渡っていた。
忠敬橋から北へ、下流の利根川合流地点まで行く。
旧油惣商店(重伝建)
小野川沿いの明治34年創業という旅館
小野川水門・小野川排水機場 《地図》
忠敬橋まで戻る。
「あぶり餅」の花冠
素顔屋(すっぴんや)
三菱館(重伝建)
本宿の鎮守。新宿の鎮守は前回訪れた諏訪神社。
香取神宮交差点を横切り、佐原宿を過ぎて香取神宮へ向かう。
香取神宮鳥居 《地図》
ここから香取神宮はかなり離れている。
香取神宮参道入口
東国三社の一社
「どうか末永く お幸せに」
地震を鎮めた石にしては小さいが、これは頭部分で地下深くに埋まっているとか。
聖武天皇天平4年(732)の大干ばつの時、ここに祭壇を設け雨乞いをしたと伝える。
香取神宮の北西側を通り、(旧)一の鳥居の立つ利根川の津宮河岸に向かう。
神道山古墳標柱
「従是南千葉縣香取郡香取町」
桝原稲荷神社 《地図》
鳥居をくぐって遥拝のみ。
香取神宮の旧表参道に架かる橋で、通称「じょんぬきばし」。
道祖神(安永8年(1779))は道標を兼ねている。
『香取市の道標』によれば、「南はかんと里 西は島居可し」・「東は中かし」だそうだ。香取・鳥居河岸・中河岸だろう。
忍男神社 《地図》
津宮河岸の香取神宮一の鳥居(浜鳥居)・常夜燈・与謝野晶子歌碑(左端) 《地図》
歌碑「かきつばた 香取の神の 津の宮の 宿屋に上る 板の仮橋」で、ここには宿屋もあったのだ。
与謝野晶子の生家跡は堺市の紀州街道沿いにある。
かつては利根川水系の河川や運河を利用して東国三社参りが行われていた。
ここを佐原・香取街道の終点とし、香取駅に向かった。
香取神宮への下車駅にしては意外と小さな駅で気に入った。
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