2012年1月21日 (土)

東高野街道③

2012年1月4日

安堂駅(近鉄大阪線)・・・竜田越奈良街道合流地点・・分岐地点・新大和橋(大和川)・(藤井寺市)・・・近鉄道明寺線踏切・・・国府八幡神社・・・地蔵堂・・・長尾街道交差地点・・土師ノ里2号踏切(近鉄南大阪線)・・・道明寺・・・(西名阪自動車道)・・(羽曳野市)・・(国道170号)・・・応神天皇陵陪塚・・・道林寺・・・誉田八幡宮・誉田林古戦場址・・・国道170号・・道明寺8号踏切(近鉄長野線)・・・蓑の辻(竹内街道交差地点)・・・古市4号踏切(近鉄南大阪線)・・・古屋橋(大乗川)・・・姥不動明王・・城山交差点・・旧道・・・高屋神社・・・(南阪奈道路)・・・(富田林市)・・・喜志交差点・国道170号・・・美具久留御魂神社御旅所・・・中野町3交差点・旧道・・・(府道705号)・・・富田林寺内町(山中田坂・亀ケ坂・山家坂・向田坂)・・・(国道170号)・・(近鉄長野線ガード)・川西駅・・・(国道309号)・・・大峯三十三度満願塔・・・(滝谷不動駅)・・・道標・・・滝谷不動2号踏切(近鉄長野線)・・・国道170号・・・錦織一里塚跡・・・滝谷不動5号踏切・旧道・・・(河内長野市)・・・孝子地蔵・・・火除地蔵など・・・国道170号・・・旧道・・・極楽寺・・極楽寺橋(南海高野線)・・・西高野街道合流地点①・・・割坂・・・西高野街道合流地点②・・河内長野駅(南海高野線・近鉄長野線)

  【ル-ト地図

  時々小雨のぱらつく寒い中を、西高野街道との合流地点の河内長野駅前まで行く。「旧家の博物館」という富田林寺内町は、坂もあり散策しがいがあった。寺内町を抜けたあたりで風が強まり、一時雪が舞ってきたがたいしたこともなく、以外に早く河内長野駅に着いた。明日は堺から西高野街道をここまで歩く。

 この先、高野山までは『高野街道①②』へ続く。

 写真をクリックすると拡大します。

Img_9582_2大和川(新大和川橋)から 【ル-ト地図】の12

竜田越奈良街道と合流して、すぐに分かれて行く。

 

Img_9583説明板(大和川付け替え)

Img_9575中甚兵衛


大和川の付け替え工事に奔走し、工事を指揮した今米村の庄屋。

 

Img_9586国府(こう)八幡神社

後方は允恭天皇陵

 

Img_9593長尾街道交差地点 《地図

左に道標「右 道明寺」

 

Img_9600道明寺の手前

 

Img_9610道明寺

菅原道真の祖の土師氏の氏寺の土師寺。道真の死後、道真の号「道明」に由来する寺名に改められた。

 

Img_9603説明板

 

Img_9618応神天皇陵の陪塚

 

Img_9621左の道標(天保9年(1838))には「右 道明寺 玉手 ○○ 左 八尾 久宝じ 道」

 

Img_9625道明寺の家並み

 

Img_9628誉田八幡宮の塀

 

Img_9631誉田八幡宮

 

Img_9630説明板

 

Img_9633誉田林古戦場址碑

このあたりは南北朝、室町、戦国時代の合戦の舞台となった地。薄田隼人は大阪夏の陣で境内に陣を置き出陣し、道明寺付近で討ち死にした。西名阪道の南側に墓がある。『薄田隼人の墓』《地図》  また「狒々(ひひ)退治」で有名な岩見重太郎と同一人物とされ、四国札所の第24番最御崎寺に五輪塔の塚がある。『四国遍路道(高知県③)

 

Img_9632説明板

 

Img_9639金鶏(鳳凰?)の乗る常夜灯

 

Img_9648蓑の辻(竹内街道交差地点) 【ル-ト地図】の13

直進が東高野街道、右から左が『竹内街道』で、渡った左側に道標が立つ。

 

Img_9649道標(嘉永元年(1848))

「左大和路」「右大坂」

 

Img_9654姥不動尊 《地図

かつては高屋城の守護神で、その後は東高野街道の往来人の道祖神という。

このあたりは高屋城の二の丸跡で、碑と説明板が立っているというが気づかず。

 

Img_9660城山交差点の先で左に旧道に入る。

 

Img_9661高屋神社

ここも高屋城の一画だった。

 

Img_9662説明板

 

Img_9666道標・地蔵道標

道標には「左 ふじ井寺大坂
 右 誉田道明寺京」

 

Img_9667二上山

 

Img_9671広瀬地区の家並み

 

Img_9686美具久留御魂神社御旅所(桜井交差点) 《地図

社殿はかなり西方にある。

 

Img_9689中野町3交差点で左へ旧道に入る。

 

Img_9693若松町の家並み①

 

Img_9695

 

Img_9698

 

府道705号を渡り富田林寺内町へ入る。

Img_9702寺内町説明板

 

Img_9705案内図

石川の方へ右から、山中田坂、亀ケ坂、山家坂、向田坂が下っている。

 

Img_9709寺内町の家並み

 

Img_9710越井家?

 

Img_9716山中田坂 《地図

左は富栄戎神社

 

Img_9720東ます兵食堂

まだ営業しているのだろうか?

 

Img_9724寺内町の家並み

 

Img_9727興正院別院(前方左)

 

Img_9738説明板

 

Img_9729杉田家(左)・田守家(右)

 

Img_9731説明板

 

Img_9732説明板

 

Img_9736閑散と静まり返っている通り。時々車が通るが。

 

Img_9740ゴミ袋など一つも見当たらない綺麗な町並み。

 

Img_9744木口家

 

Img_9743説明板

 

Img_9747住んでいる人の影さえ見かけない。

 

Img_9749どこまでも続いているような旧家。

 

Img_9750亀ケ坂

中央に「かめがさか」の坂標

 

Img_9756中井家

屋号「布屋」の呉服商だった。

 

Img_9757旧杉山家住宅 【ル-ト地図】の14

 

Img_9758説明板

 

Img_9759石上露子

明治時代の杉山家の長女で歌人

 

Img_9763仲村家

屋号「佐渡屋」の酒造業だった。

 

Img_9764説明板

 

Img_9766上野家

 

Img_9773道標(宝暦元年(1751))が立つ辻

「左 ふじい寺」・「右 まきのを 高野山」、さらに「町中 くわへきせる ひなわ火 無用」と町内の火事予防も兼ねている。歩き煙草は昔も今も厳禁なのだ。 

正面は勝間家住宅

 

Img_9769説明板

 

Img_9775_2山家坂 《地図

民家の敷地内になっている。

 

Img_9776坂下方向

ここまでで遠慮した。この先、道が続いているのかは未確認。

 

Img_9778左に向田坂(こうだざか)を下る。《地図

 

Img_9781道標

 

Img_9780坂下方向

 

Img_9787雪が舞ってきた。ここはもう寺内町を抜けているが旧家が並んでいる。

 

川西駅手前のそば屋で昼食休憩とした。店を出ると雪は止んでいた。川西駅のガードをくぐり、近鉄長野線の西側の道を南下する。

Img_9798大峯三十三度満願塔

道標にもなっている。

 

Img_9805滝谷不動駅

南東に日本三不動の一つの滝谷不動尊がある。

 

Img_9806旧家の前に高野街道の立札

この先の辻に神南辺隆光の建てた道標が立つ。

 

Img_9808道標(文政11年(1828)) 《地図

道標を立てた神南辺隆光は、鋳物師で素行が悪く、嫌われ者だったという。その後、悟って仏門に入り、橋を架けたり道標や地蔵を建立した。河内から大和、紀伊に至るまで道標、社寺の石碑に彼の名が刻まれている。『竹内街道』・『熊野古道(紀伊路⑧)

 

滝谷不動2号踏切を渡って国道170号に出る。

Img_9828錦織一里塚跡 【ル-ト地図】の15

塚上の承応2年(1653)と刻まれた宝篋印塔が立つので、塚はそれ以前に築造されたと考えられる。

 

Img_9821説明板

 

滝谷不動5号踏切を渡り旧道に入る。

Img_9833孝子地蔵 

 

Img_9834由来

 

Img_9835孝子地蔵(元文2年(1737))

道標も兼ねている。   

 

Img_9838火除地蔵など

 

Img_9837目録?

 

Img_9847ここから街道は左右2つの道筋が考えられるそうだ。 《地図

はじめに①右の道筋をたどる。

 

Img_9849国道から右へ極楽寺沿いの坂を上る。

 

Img_9856極楽寺橋(南海高野線)を渡って直進する。

「三笑橋」碑が立つ。極楽寺橋のことなのか?

 

Img_9858突き当りが西高野街道合流地点① 

 

Img_9860西高野街道合流地点① 【ル-ト地図】の16

延命子育地蔵・常夜灯など。

 

Img_9862割坂を下る。《地図

 

Img_9863坂下方向

 

Img_9866河内長野の商店街を抜けて行く。

 

Img_9867西高野街道合流地点② 《地図

 

Img_9874高野街道碑・四角錐の説明板

 

Img_9873説明板

裏面は英語版

 

*********②の道筋*************

Img_0139汐の宮第二号踏切を渡り、南海高野線線沿いに進む。

 

Img_0140南海高野線のガードをくぐり、国道170号を渡る。

 

Img_0146少し古い家並みが残っている道を行く。この先で西高野街道との合流地点②に出る。

 

Img_0148レトロな看板

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